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「きゃわ~ん!真咲、可愛い~!」
さすがのジェイドも幼い真咲には逆らえないのか、大人しくアニスへと渡す。アニスに抱っこされた真咲はぎゅっとアニスに抱きつく。
「これ結構ヤバいかも!」
「わたしくしにも抱かせて下さいませ」
アニスが抱っこをしたのを皮切りにナタリア、ティア、ピオニー、ルークとガイまでも順番に抱っこをした。
「ガイ……子供だと平気なんだな」
「ロリコンですから」
「違う!」
普段の真咲にガイから触れることは出来ない。触れたくても触れられないのだ。
「真咲~。順番に名前呼んで」
「あにちゅ、なちゃりや、てぃにゃ、ぴおに、りゅーく、にゃい、じぇーど」
舌足らずな口調で目に付いた順に名前を呼んでいく。普段の彼女を知るからこそ、その幼い口調に全員の表情が緩む。
「おい。邪魔するぞ」
そんな和やかな雰囲気の中に険しい声を上げながら部屋に入ってくる人物が一人。
「アッシュ?どうしたんだ?」
赤い長い髪の少年の登場に皆、目をぱちくりさせる。当の本人はそれどころではない様子だが。
「て、てめぇっ!」
「アッシュ!早く解毒剤を飲ませろよ!」
今にも殴りかからんとするアッシュを一生懸命に宥めれば、舌打ちをしつつも真咲に解毒剤を飲ませる。
「……あ、れ?」
「あーあ。戻っちゃった」
何が起こったのか。薬を飲まされた真咲の体は段々と大きなくなり元の姿へと戻った。真咲自身は何が起きたのかわからずにただ一人理解できずにいた。
(な、何が起こったの!?)(知らぬが何とかですよ)
*12.10.17*