7話 決意に中の鎮魂歌
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「これ、ありがとう」
ジャケットの裾を軽く引っ張ってお礼を言った。
「どうしたしまして」
と返事を返してくれた、ガイ。ジェイドはそう言えばといった表情をしていた。
「ティアとガイ、それとルークが買ってくれたんです」
「聞いたら、男物の軍服だっていうからさ」
私にガイが続けた。実はこのジャケットは気に入っていた。
「そうでしたか――さぁ、もう休みましょう。明日も早いことですし」
ジェイドは私の頭をまた数回撫でて、中に入っていった。頭を撫でられることに慣れてしまった。もうー!、と溜息をつく。
「元気になったみたいだな」
一緒にジェイドを見送ったガイがポツリと言った。う~ん、心配掛けすぎだなぁ。
「…少しすっきりしたかな?」
曖昧な返事になってしまう。でも、ガイはそれならよかった、とドアを開けてくれた。ジェントルマンだ!今夜はちゃんと寝れそうだ。いつもは寝ては起こされての繰り返しだったけど。ガイにお休みを言って、部屋に戻る。あっ、ジェイドにお礼言ってないや。
明日言わないと。布団に潜り込んですぐに睡魔が襲ってきた。そのまま、私は眠りについた―――――
見続けた夢には意味があるの?
怖いけど、
私は一人じゃないんだ
みんながいるんだ