49話 世界よ一つに
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ずっと、ずっと争っていた
世界が窮地に陥って
初めて手を取る
それは……
長い…長い道のり
「カーティス大佐。私は中央大海上空に浮かんだ島について、皇帝陛下にご報告に向かうところだ」
フェレス島からあの空を浮かぶ島へとノエルに頼み突入を試みたけどプラネットストームの防御へ気を突破することが出来ず、私たちはマルクト軍本部に保管されているホドの情報を得るためグランコクマの軍事基地にやってきた。そこでノルドハイム将軍と遭遇した。
「何かわかりましたか?」
「ゼーゼマン参謀総長が奥の会議室で情報を纏めておられる。貴公の智慧を貸して差し上げろ」
細かいことはゼーゼマン参謀総長に聞け、と言うことなのか。私たちにピオニーへの報告内容を教えることなく、ノルドハイム将軍は去っていった。
「ジェイドか。大変なことになったのう」
会議室へと入るとすぐにゼーゼマン参謀総長は私たちに気が付く。長い髭を触りながら、何とも言えない息を吐く。
「はい。中央大海の空に浮かんだ島はホド島ではないかと言われていますが」
「ほう、やはりそうか!」
レプリカマリィが言った新生ホド。ジェイドがそう言うとゼーゼーマン参謀総長が嬉々として声をあげる。それを聞いて、ルークがやっぱりと訊ねる。
「いやあの島は、プラネットストームを利用した防御壁に包まれていての。観測が不能なんじゃ」
きちんと調べようにも調べることが出来ない。ティアが何故ホドではないかと推察を?と訊ねれば、あの島が浮かんでいる場所は、外殻大地時代にホド島があった場所だからだと少し懐かしそうにゼーゼマン参謀長官はいう。