45話 終焉への始まり
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「いや、わからないぜ。奴の言葉を信じるならシンクは生きてるんだろう?それならあり得ない話じゃない」
ピオニーがローレライの鍵を受け取ってないのかと問うが、ルークは限らしきものは受け取っていないと首を振る。
「おかしいですね。ローレライは鍵を送ると言った」
アッシュは鍵を持っているらしい。なら、ルークに送られた筈の鍵はどこにあるのか。アッシュが一番状況に詳しい。だからアッシュを探そうとガイ。そんな状況にティアは嫌な感じだと、何か起きているのにその何がわからない。気持ち悪い言う風に腕をさすった。
「ええ。ですがまず、確定できるところから潰しましょう」
「マルクト軍を襲った兵たちはキムラスカ軍の軍服を着ていましたがキムラスカ軍ではありません。だからと言って報告しないわけには行きません」
本来なら、その正体に関して確認をしにバチカルへと向かうんだけど。私がそれに関しては知ってる。フリングス将軍にも伝えてある。けど兵の中にはそれを知っても疑う者もいる。
「こちらも調査をさせる。ジェイドと真咲はキムラスカへの報告と動向を確認後、アッシュを追え。ガイラルディアは……」
「俺も引き続きジェイドたちに協力させてもらえませんか?」
ピオニーの命令に私とジェイドは頷く。ガイは私たちかと一緒に行くと言う。
「じゃあ、バチカルへ行くんですよね。私、イオン様にお手紙出してきますから、待ちの入り口で待っていて下さい」
颯爽と走って行ってしまったアニスを見送る。アニスの言動の怪しさがまた復活しちゃったけどそれもまた仕方ないんだよね。
「にしてもまさかキミがグランコクマに戻ってるなんてな」
「ああ!俺も驚いたぜ!」
「心配かけてゴメンね。でもその話はバチカルでね」
ルークとティアには本当に悪いことしたな。目のまで飛び降りちゃったし。