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世界があるから、私があるの
それは、いけないことですか?
だって、出会ってしまった。
私がここに在るのはきっと理由があるはず
さぁ、旅を始めよう!!
今日も一日、仕事も終わったし後は帰るだけ。電車に乗り込み、空いている席に着く。
「(アイツはまだ仕事だし、今日は大人しく帰ってゲームでもやろ~)」
仕事用のトートバッグからMP3プレーヤーを取り出し曲を掛ける。流れる曲はバンプのカルマ…アビスのテーマソング。これを聞くと余計にゲームやりたくなってきた。昨日ちょうど、アビスの一回目をクリアーしたし、ちゃっちゃと2周目も終わらせちゃお~っと。
「(てか、もう26歳になる彼氏持ちのオンナのすることじゃないよな)」
それより、この電車の揺れ具合がすごく心地よくて、仕事に疲れたこ体には眠む気を誘うよ。やば…マジで眠くなってきた。
「ふぁぁぁーっ」
人目をはばからず口に手を当てて、大きな欠伸をする。目尻に涙が浮かび、それを軽く指で擦る。
その時だった…ガタン、ドン キィィィ―――ッ!!
大きな音がした。
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