4話 見えない不安
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「またそれだ。第七音素ってなんなんだよ」
イライラしたような声を上げる。知らないことだらけの不安にイライラしてるのだろう。そんなルークにキョトンとした顔をするミュウ。可愛いなぁ~なんて思ってしまう。
「何って、七番目の音素ですの。新しく発見された音の属性を持つ音素ですの。預言も第七音素ですの、特別ですの」
一気に説明するミュウ。てかこの中でも魔物のミュウが一番詳しいなんて……ですのですの、と話すことなのか、それともミュウのほうが自分よりいろいろ知っていることにか余計にイラつかせてミュウの耳を乱暴に掴む。
「だーっ、お前の喋り方うぜぇー!!」
そう言いながらミュウを振り回す。さすがに可哀相なので止めようと一歩前に出ると、ミュウの口から火が吹かれた。その火は眠っているオラクル兵に当たった。
「「!!」」
それを見て私とルークの動きが止まる。まだ起きない。ふーっと息を吐くとルークはオラクル兵の側に寄る。