3話 孤独と信用と
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「それで、右目はどうなのですか?」
だって、男の人に頬を撫でられながら見つめられれば、そうもなるよ。しかも相手はあのジェイドだよ?私が顔を赤くし、口を開けてぽかんしているともう一度聞かれた。
「えっ…あっ、まだ少し痛いけど、大丈夫です」
今は目が痛いというよりは、頭痛がするとだけ付け加える。ジェイドは私の頬に手を添えたまま、自身の顔を近づけてきた。この人は私を殺す気ですか?動機が激しい。顔はさっきより熱を持っている。
「ふむっ…それと、私の事はジェイドと呼んで下さい。ファミリーネームはあまり馴染みがないので(右目の色が少し変った?)」
じっと私の右目を見ながら言う。右目を見ているのは分かるけど、それでも恥ずかしい。真っ赤な顔を見られたくなくて顔を背けたかったが、ジェイドの左手が私の右頬を触れていて出来ないため、仕方なく視線だけ逸らす。
「あ、あの…」
この空気に耐えきれなくなって、ジェイドに頬から手を放すようにお願いしようと思ったら、そこにちょうど艦内を回っていたルーク達がやってきた。