3話 孤独と信用と
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「けっ、好きにしろよ」
ティアもイオン様が言うならと感情の無い表情で答えたが、俺には関係ないといったように、ルークはテーブルに肘を付きそっぽを向く。
「では、ルーク達は艦内をご覧になってて下さい。そして、私たちの事を知って下さい。
―――それと真咲は私と来て下さい」
ジェイドは私の横を通り過ぎながらそう言った。はい、とだけ返事をしてイオンから離れる。
「イオン様、こんな私を信じてくれてありがとうございます」
扉の前まで行って、一度振り返って微笑んで言った。ちゃんと笑えたかは分からないけど。部屋から出るとジェイドはこちらですと、スタスタと歩き出す。それについて行けば、先程の部屋の二つ先の部屋に通された。
「これに着替えて下さい」
手渡されたのは、ジェイドが着ている軍服と同じ黒いインナーと膝まである青いブーツ。
「あなたのその服装は少々目立ちます。軍服で申し訳ありませんが」
私に軍服を渡し、そう言うと外へと歩き出す。