3話 孤独と信用と
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「かったりぃなぁ…」
面倒くさそうに言うルーク。ジェイドはそのルークから後ろに立つ、私の方を向く。とうとう、この時が来たかぁ…説明下手なのになぁ…
「それでは、今度はあなたの話を聞かせていただきましょう。こちらも聞きたいこともありますし」
全員の視線が私に突き刺さる。緊張で心臓がバクバクいい、吐き気まで覚えた。―――さて、何て説明しよう。
「ルークとティアにはまだ、名乗っていないですね」
私がどうしようかと考えてると、ジェイドが先に口を開いた。
「名前は真咲・霧島です…異世界から来ました」
私が名乗るとルークとティアが目を見開く。異世界から来たことに驚いてるのだろう。どうしてこの世界に来たかは分からないと答えた。ただ、どうしよう…ライガクイーンとアリエッタの関係は言えないし。知っているから助けたかったことも言えない。考えていても仕方ない。言える範囲を話して、説明できる範囲は全部説明しよう。