3話 孤独と信用と
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「いえいえ、もう私も年ですよ~?節々が痛みますからねぇ~」
語尾を延ばしながら、甘ったるい声で答える。
「そう言えば、真咲にはまだ自己紹介してなかったねvローレライ教団、神託の盾騎士団導師守護者役、アニス・タトリン奏長です」
アニスが私の前をくるりと振り返りながらポーズを決めて言う。可愛い。イオンは私の右隣に立ち、私の右手を握り微笑んだ。突然だったので、ちょっと(いや、かなり)照れてしまった。あの可愛い顔で微笑まれたら…一瞬、鼻血が出るかと思ったよ。お姉さんは可愛いものが好きなのよ。
そんな緊張感のない会話をしながら、私もルーク達と同じ部屋に連れて行かれた。ルークとティアは長椅子に座らされ、ジェイドはもう一脚の長椅子の前に立っている。私はそのジェイドの少し後ろの立っている…というか立たされている。そんなに警戒しなくても逃げないのに。ちなみにイオンとアニスは扉付近に立っている。