3話 孤独と信用と
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「えぇ~!!」
イオンは驚いた表情で、アニスは目と口を大きく開き、片手を口元に持ってきている。ジェイドも少し驚いている表情をしている。えぇ、何となく予想していましたよ。すみません、童顔で。どうせ二十代半ばなのに十代に間違えられるほどの童顔ですよ。
「マジでぇ~!?信じらんな~い」
両手を置いた頭を、ぐるんぐるん回すアニス。その隣でイオンは微笑んでいた。ジェイドは左手を顎に右手を左肘に置き、じっと私を見ている。
「ルークよりは年上だとは思っていましたが…」
それ以上は何も言わない。顔はもう笑っているが、内心は何を考えてるんだか。出るのは溜息だけだった。
「まぁ、驚かれるとは思いましたからいいですけど」
立ち止まっていた足をタルタロスへと動かす。私が歩き出すと、三人も歩き始めた。確かに日本人は童顔だよ。私は童顔の域を超えているとよく言われるけど。好き好んで、こんなんじゃないのに…
「でも、大佐も意外と年齢不詳ですよねぇ~」
タラップをリズム良く上がって行きながら、アニスが唐突に話始めた。何を言い出すかと思ったが、その通りだと思った。