Mistletoe
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エメラルドブルー・kochan
“クリスマス”
日本では恋人とすごし恋人に少しだけ特別なプレゼントをあげる口実となってくれる日
俺もクリスマスという名目で沙南に少しだけ特別なプレゼントを渡せる
――――――
エメラルドブルーの箱で有名なジュエリーブランドのお店に足を踏み入れるととてもじゃないけど大学生の俺からしたら少しだけ背伸びした雰囲気で
雰囲気だけじゃなくて値段設定もだけど、、
こ「あの、プレゼントを選んでて」
店「恋人の方へのですか?」
こ「そう!です!どんなのが似合うかわからなくて」
店「選ぶのお手伝いしますよ!恋人の方のこと教えてください」
こ「はい!すごくかわいくて服はどちらかと言うとかわいい系だと思います、髪はセミロングくらいで、、」
店員さんの相槌が話しやすさを助長したのか話さなくていいことまで話してしまった
店「素敵な彼女さんですね!クリスマスプレゼントですか?」
こ「はい!どんなのをあげら喜ぶかわからなくて、」
店「ではこのリングのネックレスはいかがですか?」
こ「あ、似合いそう」
店「このネックレスはこのような意味があるんですよ」
こ「ネックレスに意味なんてついてるんですね!」
店員さんがそっと見せてくれた冊子を読むと素敵な意味のついたネックレスで
こ「じゃあ、これもうひとつもらってもいいですか?」
店「ペアでつけますか?」
こ「はい!」
店「素敵です!じゃあメンズとレディースでご用意致します!
一緒の箱にラッピングなさいますか?それとも、」
こ「箱別で!メンズの方はラッピングしなくて大丈夫です!」
店「かしこまりました」
店員さんが軽快に電卓を打つと予算を大きくオーバーした値段が
顔をゆがめそうになるが沙南に喜んでる顔を想像すると自然とそんなに高く感じなかった
こ「あの、カード2回払いで」
緑色の袋を持って店を出ると街の色は少しだけ煌びやかに変化していて
お店の中で迷った時間の長さを自覚する
近道のために寄ったデパートのケーキ屋さんのクリスマスケーキのパンフレットをとって帰ってみたり綺麗なイルミネーションの写真を撮ったりしながら帰り道を歩く
家に帰って沙南とクリスマスデートの予定を立てよう、クリスマスケーキを2人で選んで予約しよう
沙南よりも自分の方がウキウキしている自信はあった
――――――
こ「え、俺払うからいいよ」
『なんでよ、私もクリスマス楽しみたい』
こ「それはお金を払わなくても楽しめるのでは、?」
『なんでこうちゃんだけ多めに払わなきゃいけないの?2人で楽しむんだから2等分でいいじゃん』
こ「そりゃ2人で楽しむけど」
『ね?』
そう言って沙南に押し切られる
いつも俺の家の家事までやってくれる分俺がこういう時に多めに払いたかったのに
『2人でケーキ取りに行って、2人でゆっくり過ごそうよ』
そういう彼女に逆らえるはずもなく
こ「クリスマス楽しみだな」
『でしょ?』
今日も彼女に負ける
――――――
『じゃあ、こうちゃんは今日の18時過ぎにケーキ取りに行ってね』
こ「わかった、沙南の家にはそのあと向かうね」
『わかった~』
12月23日の夜、二人で電話をしながら明日の打ち合わせ
『こうちゃん、私明日すごい楽しみ、ご飯期待しててね』
こ「ありがとう!俺も楽しみ」
そう言って電話を切った
――――――
こ「やっほ~入るね~」
『いらっしゃ~い』
沙南の部屋のドアを開けると沙南がリビングからパタパタと歩いてくる
『寒かった~?』
こ「寒かった、、、よ」
『ん?』
いつもはどちらかというとシックな色でスキニーやロングスカートという服装が多い沙南
そんな沙南も今日は赤のニットに短いチェックのスカートをはいている
『そんなに見られても、、』
こ「今日の服」
『似合わない!?一応クリスマスだと思ってきてみたんだけど』
こ「クリスマスって最高だね」
『こうちゃん何いってんの?』
あきれた声で笑いながら部屋に戻っていく
後を追って沙南の部屋に入るとおいしそうな香りがする
こ「なに作ったの?」
キッチンで料理をする沙南を後ろからのぞき込むとおいしそうな香りが食欲をそそる
『あとチキン揚げたらできあがりだよ~!今日はクリスピー風です』
こ「俺の好きなやつじゃん」
『当然!こうちゃん!ご飯よそってシチューのお鍋机にもっていってください!』
こ「はーい!」
シチューを机にもっていく途中で座った後俺に近い棚の手前側にネックレスを隠す
机の上に並ぶのは俺の好きなものばかり、シチューにクリスピーチキン、カプレーゼにターメリックライス
The クリスマスな食事に目が輝くのがわかる
『食器の準備しようか』
キッチンへナイフとフォークを取りに行くと
『こうちゃーーーーーん』
こ「ちょ、ま、ね?忘れて?」
俺が隠したはずのプレゼントを持っている沙南
そういえば隠した棚にはお皿が入っていた
『これ、私への?』
こ「そうだけど!これは!ちゃんと雰囲気とか考えようとしてたのに」
『わかった!隠しておくね!』
にやにやしながらもう一度棚に戻し自分の席に座る沙南
顔が熱くなっていくのがわかる
『こうちゃん!食べよ!』
こ「いただきます」
『いただきまーーーす』
すこし不貞腐れながらも沙南の料理は相変わらずおいしくて暖かくて口角が上がってしまう
こ「本当においしいよ」
『やった~頑張ってよかった~』
そういってチキンを頬張る
2人とも料理を食べ終わりクリスマスケーキを取りに行く沙南
後ろの棚からそっと袋を取り出す
もうバレてるけど渡すなら今しかない
『持ってきたよ~ケーキ食べようかって、きたーー!』
俺の袋を指差しながら叫ぶ
バカにされているのがわかるけど、
こ「世界で一番大好きな沙南とクリスマス一緒に過ごせてうれしいよ
気に入るかわかんないけど俺なりに選んでみたよ」
『ありがとう、開けていい?』
こ「もちろん」
丁寧にラッピングを取っていきネックレスが見えたところで「ひっ」っという言葉が聞こえる
『こんなにいいもの、、』
こ「みて、ペアなの」
『ほんとうだ、嬉しい、こうちゃん嬉しいよ、ありがとう』
ネックレスを手に取り大切そうに撫でる
こ「つける?」
『つける!こうちゃんつけて?』
こ「わかった、、、はい!つけた」
『ありがとう』
沙南の胸元で光るリングはお店で見たよりもすごくきれいで
同じものが俺の胸元にもついていると思うと
『こうちゃん、ありがとう、最高のクリスマスだよ』
こ「こちらこそ、いつもありがとう」
本当は渡すときにネックレスの意味を言おうかと思ったけど
言わなくても伝えていけるから、いいや
――――――
“クリスマス”
日本では恋人とすごし恋人に少しだけ特別なプレゼントをあげる口実となってくれる日
俺もクリスマスという名目で沙南に少しだけ特別なプレゼントを渡せる
――――――
エメラルドブルーの箱で有名なジュエリーブランドのお店に足を踏み入れるととてもじゃないけど大学生の俺からしたら少しだけ背伸びした雰囲気で
雰囲気だけじゃなくて値段設定もだけど、、
こ「あの、プレゼントを選んでて」
店「恋人の方へのですか?」
こ「そう!です!どんなのが似合うかわからなくて」
店「選ぶのお手伝いしますよ!恋人の方のこと教えてください」
こ「はい!すごくかわいくて服はどちらかと言うとかわいい系だと思います、髪はセミロングくらいで、、」
店員さんの相槌が話しやすさを助長したのか話さなくていいことまで話してしまった
店「素敵な彼女さんですね!クリスマスプレゼントですか?」
こ「はい!どんなのをあげら喜ぶかわからなくて、」
店「ではこのリングのネックレスはいかがですか?」
こ「あ、似合いそう」
店「このネックレスはこのような意味があるんですよ」
こ「ネックレスに意味なんてついてるんですね!」
店員さんがそっと見せてくれた冊子を読むと素敵な意味のついたネックレスで
こ「じゃあ、これもうひとつもらってもいいですか?」
店「ペアでつけますか?」
こ「はい!」
店「素敵です!じゃあメンズとレディースでご用意致します!
一緒の箱にラッピングなさいますか?それとも、」
こ「箱別で!メンズの方はラッピングしなくて大丈夫です!」
店「かしこまりました」
店員さんが軽快に電卓を打つと予算を大きくオーバーした値段が
顔をゆがめそうになるが沙南に喜んでる顔を想像すると自然とそんなに高く感じなかった
こ「あの、カード2回払いで」
緑色の袋を持って店を出ると街の色は少しだけ煌びやかに変化していて
お店の中で迷った時間の長さを自覚する
近道のために寄ったデパートのケーキ屋さんのクリスマスケーキのパンフレットをとって帰ってみたり綺麗なイルミネーションの写真を撮ったりしながら帰り道を歩く
家に帰って沙南とクリスマスデートの予定を立てよう、クリスマスケーキを2人で選んで予約しよう
沙南よりも自分の方がウキウキしている自信はあった
――――――
こ「え、俺払うからいいよ」
『なんでよ、私もクリスマス楽しみたい』
こ「それはお金を払わなくても楽しめるのでは、?」
『なんでこうちゃんだけ多めに払わなきゃいけないの?2人で楽しむんだから2等分でいいじゃん』
こ「そりゃ2人で楽しむけど」
『ね?』
そう言って沙南に押し切られる
いつも俺の家の家事までやってくれる分俺がこういう時に多めに払いたかったのに
『2人でケーキ取りに行って、2人でゆっくり過ごそうよ』
そういう彼女に逆らえるはずもなく
こ「クリスマス楽しみだな」
『でしょ?』
今日も彼女に負ける
――――――
『じゃあ、こうちゃんは今日の18時過ぎにケーキ取りに行ってね』
こ「わかった、沙南の家にはそのあと向かうね」
『わかった~』
12月23日の夜、二人で電話をしながら明日の打ち合わせ
『こうちゃん、私明日すごい楽しみ、ご飯期待しててね』
こ「ありがとう!俺も楽しみ」
そう言って電話を切った
――――――
こ「やっほ~入るね~」
『いらっしゃ~い』
沙南の部屋のドアを開けると沙南がリビングからパタパタと歩いてくる
『寒かった~?』
こ「寒かった、、、よ」
『ん?』
いつもはどちらかというとシックな色でスキニーやロングスカートという服装が多い沙南
そんな沙南も今日は赤のニットに短いチェックのスカートをはいている
『そんなに見られても、、』
こ「今日の服」
『似合わない!?一応クリスマスだと思ってきてみたんだけど』
こ「クリスマスって最高だね」
『こうちゃん何いってんの?』
あきれた声で笑いながら部屋に戻っていく
後を追って沙南の部屋に入るとおいしそうな香りがする
こ「なに作ったの?」
キッチンで料理をする沙南を後ろからのぞき込むとおいしそうな香りが食欲をそそる
『あとチキン揚げたらできあがりだよ~!今日はクリスピー風です』
こ「俺の好きなやつじゃん」
『当然!こうちゃん!ご飯よそってシチューのお鍋机にもっていってください!』
こ「はーい!」
シチューを机にもっていく途中で座った後俺に近い棚の手前側にネックレスを隠す
机の上に並ぶのは俺の好きなものばかり、シチューにクリスピーチキン、カプレーゼにターメリックライス
The クリスマスな食事に目が輝くのがわかる
『食器の準備しようか』
キッチンへナイフとフォークを取りに行くと
『こうちゃーーーーーん』
こ「ちょ、ま、ね?忘れて?」
俺が隠したはずのプレゼントを持っている沙南
そういえば隠した棚にはお皿が入っていた
『これ、私への?』
こ「そうだけど!これは!ちゃんと雰囲気とか考えようとしてたのに」
『わかった!隠しておくね!』
にやにやしながらもう一度棚に戻し自分の席に座る沙南
顔が熱くなっていくのがわかる
『こうちゃん!食べよ!』
こ「いただきます」
『いただきまーーーす』
すこし不貞腐れながらも沙南の料理は相変わらずおいしくて暖かくて口角が上がってしまう
こ「本当においしいよ」
『やった~頑張ってよかった~』
そういってチキンを頬張る
2人とも料理を食べ終わりクリスマスケーキを取りに行く沙南
後ろの棚からそっと袋を取り出す
もうバレてるけど渡すなら今しかない
『持ってきたよ~ケーキ食べようかって、きたーー!』
俺の袋を指差しながら叫ぶ
バカにされているのがわかるけど、
こ「世界で一番大好きな沙南とクリスマス一緒に過ごせてうれしいよ
気に入るかわかんないけど俺なりに選んでみたよ」
『ありがとう、開けていい?』
こ「もちろん」
丁寧にラッピングを取っていきネックレスが見えたところで「ひっ」っという言葉が聞こえる
『こんなにいいもの、、』
こ「みて、ペアなの」
『ほんとうだ、嬉しい、こうちゃん嬉しいよ、ありがとう』
ネックレスを手に取り大切そうに撫でる
こ「つける?」
『つける!こうちゃんつけて?』
こ「わかった、、、はい!つけた」
『ありがとう』
沙南の胸元で光るリングはお店で見たよりもすごくきれいで
同じものが俺の胸元にもついていると思うと
『こうちゃん、ありがとう、最高のクリスマスだよ』
こ「こちらこそ、いつもありがとう」
本当は渡すときにネックレスの意味を言おうかと思ったけど
言わなくても伝えていけるから、いいや
――――――