Mistletoe
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特別な日でも・izw
伊沢【絶対あおう、24日と25日は絶対あけておいて!】
拓司さん、私の彼氏は毎日多忙で同棲している意味がないってくらい入れ違いになるし朝起きて拓司さんの寝顔に行ってきますと言って仕事に行く毎日
でもお弁当かご飯とか食べたら絶対メモにでもおいしかったよって書いて渡してくれるから意外と不満は積もらない
沙南【ほんとに!?嬉しい!お家デートする?】
伊沢【映画見に行こうよ!沙南見たいって言ってた映画会ったじゃん】
メッセージを打つ手が止まる
拓司さんは有名人でファンもたくさんいて、もちろん女の子のファンもたくさんいて
私といるところを見られたりしたら
沙南【拓司さんとお家デートしたいな?DVDとかゆっくり見ながらごろごろとか?】
伊沢【沙南がそういうならそうでもいいけど、、】
沙南【拓司さんと最近ゆっくりできてなかったし、お話もたくさんしたいし!】
メッセージを打ちながら会ってなくてよかったと実感する
きっと聡い拓司なら私の遠慮に気づいてしまうから
――――――
沙南【ケーキの予約も済んだし何作るかも決めたよ〜クリスマス楽しみだね】
クリスマスまであと4日、かわいいスタンプと共に送られてきた沙南からのメッセージを見ながら軽く首を傾げる
どうして二人で楽しもうとしているはずなのに沙南にこんなに1人でやらせているのだろう
ふと事務所の人に沙南と付き合ってることを伝えたときに言われたことを思い出した
「伊沢さんは印象勝負なので付き合ってることは原則内密で、ファンの方に知られない方が好ましいです」
俺はなんとも思わなかったけどもしかしたら沙南からしたら大きかったのかもしれない
以前行った事のある山の中にあって家を一軒借りるシステムのホテルを思い出した
その時は大人数で行ったからその方が安いとなったけど2人であれば誰にも見つからず2人だけの時間を過ごせる
問い合わせてみると一軒だけ空きがあり速攻予約する
伊沢【クリスマスの予定変更、出かけるよ】
沙南【拓司さん?何言ってんの?】
伊沢【少し贅沢なおうちデート】
沙南【ごめん全然理解できない】
伊沢【24日一緒にケーキ受け取って行こう、泊まりの準備してね】
沙南【わかった】
納得しきってない様子は窺えるが俺の中での作戦はバッチリ
後は24日になるのを待つのみ
――――――
伊「お待たせ」
一足先に出かけて車を借りてきて沙南のマンションの前まで車で迎えにくるといつもよりかわいい格好をして降りてくる沙南を車内へ迎え入れる
『本当にどこいくの?』
伊「内緒、ケーキとりいこ」
『わかった、ケーキは私がお店に取りいくからね』
伊「わかったよ」
ケーキ屋さんの前に着くと静かに降りていく沙南
戻ってくる時はかわいい紙袋を持ってウキウキしていた
『注文ミスってたらしくて少し大きめのケーキになってた!大きいケーキだって!拓司さん』
伊「よかったじゃん!甘いもの大好きだもんな」
『大好き〜半分こしようね』
さっきまで少し心配そうだった沙南の表情が解けて少し嬉しい
――――――
ペンションについて車を止め沙南と車から降りる
『家じゃん』
伊「家だよ、ここなら2人でゆっくりできるでしょ?」
『確かに、』
伊「寒いから中入ろ」
鍵を開け中に入ると暖かい空気に包まれる
『本当に家みたい!キッチンも綺麗で広い!拓司さん見て!』
伊「本当だ!めっちゃ綺麗」
一通り家の中を回ると満足したのかご飯を作るためにキッチンに立つ
手伝おうと横に並ぶといつも通り
『拓司さんは仕事してて良いよ』
と言ってくれる
伊「今日は沙南と過ごす日だからPC持ってきてない」
『そうなの?じゃあこれ洗ったら切ってくれる?』
伊「わかった」
沙南の横で料理をする時間は楽しくて幸せだったし手際の良さに驚いた
『できた〜!拓司さん手伝ってくれてありがとう!』
伊「もちろん!ていうか8割沙南がやったじゃん」
2人でテーブルまで料理を運び手を合わせていただきますする
伊「うま!本当においしい!」
『ほんとうに〜?嬉しい!私も食べよ』
おいしいと微笑む沙南、お互い忙しくて久しぶりにゆっくり時間を過ごせていることを実感する
料理を食べ終わりシャンパンとクリスマスケーキを用意して、どちらともなく始まるプレゼント交換
『拓司さん!いつもありがとう!』
伊「おーーー!ありがとう!」
包みを開けるとポールスミスのキーケースとネウタイピン
どちらも俺の服装と合わせやすいデザインで嬉しくて頬が盛大に緩まる
『最近鍵増えたって言ってたから、どうかな?』
伊「ほんとうに嬉しい!いつもジャラジャラしてたから助かる!来週スーツ着るからそのときにピン使うわ!」
『よかったー』
胸をさする沙南
本心何もらっても嬉しいんだけどね
伊「俺からは、これです」
紙袋を手渡すと嬉しそうに開き始める
『これは、ブレスレットとピアス?』
伊「そう、ちなみに俺は同じデザインのアンクレット」
『こうちゃんじゃん、』
伊「言うと思った、し俺も買いながらおんなじこと考えてた」
2人でクスクス笑いながら沙南がピアスとネックレスをつけるのを見守る
伊「お互い忙しくて同棲してるのにいつも一緒いれないからお揃いのものつけたらお互いの存在を感じれるのではないかと思いまして」
我ながら中学生みたいな思考で恥ずかしくなって恥ずかしくなって頭を掻く
伊「ガキみたいかもしれないけど、仕事も軌道に乗せて家でもゆっくりできるようになるまでもう少し時間かかりそうで」
沙南の顔を軽く伺うと口元に手を当てて口を隠している
が、目で笑っていることは明白で
伊「ガキだと思った?」
『思わない、そこまで考えてくれてると思ってなくて、その、嬉しくて』
沙南がゆっくり立ち上がり俺の方へ歩いてきて優しく抱きしめてくれる
『寂しいの私だけじゃなかったんだ〜』
伊「そりゃそうだろ」
『嬉しい〜』
俺の胸元に頭をグリグリする
『こんな素敵なクリスマスは初めてです!来年もいっしょにすごしたい!』
伊「てことは来年はもっと素敵な日にしなきゃですね」
『期待してます!』
そう微笑む沙南の笑顔を見て来年はおそろいの苗字なんて、と考えて
照れ臭くなってやめた
――――――
伊沢【絶対あおう、24日と25日は絶対あけておいて!】
拓司さん、私の彼氏は毎日多忙で同棲している意味がないってくらい入れ違いになるし朝起きて拓司さんの寝顔に行ってきますと言って仕事に行く毎日
でもお弁当かご飯とか食べたら絶対メモにでもおいしかったよって書いて渡してくれるから意外と不満は積もらない
沙南【ほんとに!?嬉しい!お家デートする?】
伊沢【映画見に行こうよ!沙南見たいって言ってた映画会ったじゃん】
メッセージを打つ手が止まる
拓司さんは有名人でファンもたくさんいて、もちろん女の子のファンもたくさんいて
私といるところを見られたりしたら
沙南【拓司さんとお家デートしたいな?DVDとかゆっくり見ながらごろごろとか?】
伊沢【沙南がそういうならそうでもいいけど、、】
沙南【拓司さんと最近ゆっくりできてなかったし、お話もたくさんしたいし!】
メッセージを打ちながら会ってなくてよかったと実感する
きっと聡い拓司なら私の遠慮に気づいてしまうから
――――――
沙南【ケーキの予約も済んだし何作るかも決めたよ〜クリスマス楽しみだね】
クリスマスまであと4日、かわいいスタンプと共に送られてきた沙南からのメッセージを見ながら軽く首を傾げる
どうして二人で楽しもうとしているはずなのに沙南にこんなに1人でやらせているのだろう
ふと事務所の人に沙南と付き合ってることを伝えたときに言われたことを思い出した
「伊沢さんは印象勝負なので付き合ってることは原則内密で、ファンの方に知られない方が好ましいです」
俺はなんとも思わなかったけどもしかしたら沙南からしたら大きかったのかもしれない
以前行った事のある山の中にあって家を一軒借りるシステムのホテルを思い出した
その時は大人数で行ったからその方が安いとなったけど2人であれば誰にも見つからず2人だけの時間を過ごせる
問い合わせてみると一軒だけ空きがあり速攻予約する
伊沢【クリスマスの予定変更、出かけるよ】
沙南【拓司さん?何言ってんの?】
伊沢【少し贅沢なおうちデート】
沙南【ごめん全然理解できない】
伊沢【24日一緒にケーキ受け取って行こう、泊まりの準備してね】
沙南【わかった】
納得しきってない様子は窺えるが俺の中での作戦はバッチリ
後は24日になるのを待つのみ
――――――
伊「お待たせ」
一足先に出かけて車を借りてきて沙南のマンションの前まで車で迎えにくるといつもよりかわいい格好をして降りてくる沙南を車内へ迎え入れる
『本当にどこいくの?』
伊「内緒、ケーキとりいこ」
『わかった、ケーキは私がお店に取りいくからね』
伊「わかったよ」
ケーキ屋さんの前に着くと静かに降りていく沙南
戻ってくる時はかわいい紙袋を持ってウキウキしていた
『注文ミスってたらしくて少し大きめのケーキになってた!大きいケーキだって!拓司さん』
伊「よかったじゃん!甘いもの大好きだもんな」
『大好き〜半分こしようね』
さっきまで少し心配そうだった沙南の表情が解けて少し嬉しい
――――――
ペンションについて車を止め沙南と車から降りる
『家じゃん』
伊「家だよ、ここなら2人でゆっくりできるでしょ?」
『確かに、』
伊「寒いから中入ろ」
鍵を開け中に入ると暖かい空気に包まれる
『本当に家みたい!キッチンも綺麗で広い!拓司さん見て!』
伊「本当だ!めっちゃ綺麗」
一通り家の中を回ると満足したのかご飯を作るためにキッチンに立つ
手伝おうと横に並ぶといつも通り
『拓司さんは仕事してて良いよ』
と言ってくれる
伊「今日は沙南と過ごす日だからPC持ってきてない」
『そうなの?じゃあこれ洗ったら切ってくれる?』
伊「わかった」
沙南の横で料理をする時間は楽しくて幸せだったし手際の良さに驚いた
『できた〜!拓司さん手伝ってくれてありがとう!』
伊「もちろん!ていうか8割沙南がやったじゃん」
2人でテーブルまで料理を運び手を合わせていただきますする
伊「うま!本当においしい!」
『ほんとうに〜?嬉しい!私も食べよ』
おいしいと微笑む沙南、お互い忙しくて久しぶりにゆっくり時間を過ごせていることを実感する
料理を食べ終わりシャンパンとクリスマスケーキを用意して、どちらともなく始まるプレゼント交換
『拓司さん!いつもありがとう!』
伊「おーーー!ありがとう!」
包みを開けるとポールスミスのキーケースとネウタイピン
どちらも俺の服装と合わせやすいデザインで嬉しくて頬が盛大に緩まる
『最近鍵増えたって言ってたから、どうかな?』
伊「ほんとうに嬉しい!いつもジャラジャラしてたから助かる!来週スーツ着るからそのときにピン使うわ!」
『よかったー』
胸をさする沙南
本心何もらっても嬉しいんだけどね
伊「俺からは、これです」
紙袋を手渡すと嬉しそうに開き始める
『これは、ブレスレットとピアス?』
伊「そう、ちなみに俺は同じデザインのアンクレット」
『こうちゃんじゃん、』
伊「言うと思った、し俺も買いながらおんなじこと考えてた」
2人でクスクス笑いながら沙南がピアスとネックレスをつけるのを見守る
伊「お互い忙しくて同棲してるのにいつも一緒いれないからお揃いのものつけたらお互いの存在を感じれるのではないかと思いまして」
我ながら中学生みたいな思考で恥ずかしくなって恥ずかしくなって頭を掻く
伊「ガキみたいかもしれないけど、仕事も軌道に乗せて家でもゆっくりできるようになるまでもう少し時間かかりそうで」
沙南の顔を軽く伺うと口元に手を当てて口を隠している
が、目で笑っていることは明白で
伊「ガキだと思った?」
『思わない、そこまで考えてくれてると思ってなくて、その、嬉しくて』
沙南がゆっくり立ち上がり俺の方へ歩いてきて優しく抱きしめてくれる
『寂しいの私だけじゃなかったんだ〜』
伊「そりゃそうだろ」
『嬉しい〜』
俺の胸元に頭をグリグリする
『こんな素敵なクリスマスは初めてです!来年もいっしょにすごしたい!』
伊「てことは来年はもっと素敵な日にしなきゃですね」
『期待してます!』
そう微笑む沙南の笑顔を見て来年はおそろいの苗字なんて、と考えて
照れ臭くなってやめた
――――――