Mistletoe
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クリスマスマジック・ymmt
田「何が悲しくてクリスマスイブにバイトしなきゃいけねーんだよー」
『田中さんうるさいですよ、早くお店閉めましょ』
クリスマスイブに暇な人しか入らないであろうバイト、しかも閉店作業まで含むってことは夜の予定がないと言っているようなものだ
山「沙南ちゃんは予定とかなかったの?」
『あったら働いてないですよ、山本さんもないんですよね?』
山「悲しいよね〜」
田「ほんと悲しいよな!な!飲み行こ!3人で!暇だろ!?」
山「暇だけど〜、沙南ちゃん行く?」
『予定は空いてます』
田「じゃあ決まりな!早くお店閉めるぞ!」
そう言うと田中さんはすごい勢いでクローズ作業を再開して山本さんとくすくす笑いながら私たちもクローズ作業を始めた
――――――
田「お疲れ様でーーす!」
山「『お疲れ様です』」
グラスを軽く合わせると景気よくなる音と横で山本さんがビールを飲む音
気になってる先輩が横に座っていて方が触れているのは、私の緊張する材料でしかなくて
その緊張を解くために先輩たちに負けじと沢山お酒を飲んだ自覚は、ある
『山本さん!このまま飲んだら粗相しちゃう』
山「粗相?粗相するの?」
田「沙南ちゃんの粗相とか見てみたいわー梅酒ロック2杯追加で!」
『田中さん!やめて!酔っちゃう!』
山「もう出来上がってきてるよ」
優しく頭を撫でる山本さんの表情はこの上なく優しい
その手に軽くすり寄ると心地の良い山本さんの香り
『田中さん!梅酒追加で!』
田「沙南ちゃん!良いじゃん!」
梅酒を飲み進めるうちに気づけば山本さんに寄っかかっていなければうまく座っていられないほど意識が朦朧としていて
山「沙南ちゃんは好きな人とかいないの?」
『いますよ!私にだって』
田「え!どんな人?」
『どんな人って、、田中さんじゃないですよ』
田「わかってるよ」
好きな人が横にいるなんて言えない、田中さんじゃないって言うけど山本さんじゃないとは言わない
だって山本さんのこと気になってるし
『山本さんは?いないんですか?』
山「ん〜いるよ」
田「え!?いるの?どんな子?」
山「しっかりしてるくせに、少し抜けてる子、かな?」
しっかりしてるくせに抜けてるとかもはや確信犯やん、女の子は山本さんが思ってるより計算してるしそもそも気になってない人に抜けてるとこなんて見せない
なんだよ、両想いかよ、幸せになれよ
不可抗力ではあるが山本さんにくっついているのも虚しくなり体を離すと身体は思ったよりも言うことを聞かなくて後ろに倒れそうになる
頭の痛みを覚悟したが体を包んだのは痛みではなく優しい腕
山「沙南ちゃん大丈夫?寄っかかっていいんだよ」
田「抜けてるねぇ、#fnk#ちゃん、抜けてるねぇ」
『田中さんうるさい、きらいになるよ』
田「そんなにすぐ嫌われんの!?てか俺終電」
山「じゃあそろそろ出よっか〜
沙南ちゃん大丈夫?立てる?」
『立てますよ、私抜けてないんで』
そう言って立とうとすると体は簡単に揺らいで転びそうになる
山「いわんこっちゃない、捕まりな」
『すみません』
お言葉に甘えて山本さんに寄っかかりながら3人で駅まで歩く
酔って一人で歩けないとか私最悪じゃん
田「なんだかんだ沙南ちゃんって山本に懐いてるよね」
山「そうかな、そうなの?」
顔を覗き込んでくる山本さんはずるい
『懐いてるよ〜山本さんには』
田「にはってなんだよ、あっ!終電くる!じゃあ、おつかれ」
『お疲れ様です』
山「おつかれ、帰り気をつけろよ」
二人で田中さんに手を振ると一瞬静寂に包まれる
山「酔い覚ましも兼ねて少し散歩する?」
近くに住んでいる私たちの終電まではまだ1時間ほどある
『はい、』
山「この辺に確かイルミネーションあったよね、少しあるこっか」
『うん、歩く』
のろのろと山本さんの横を歩く
さっきまではあんなに盛り上がっていた会話もなぜか今はなく静かで
山「沙南ちゃん、見て、きれいだよ」
『え、』
顔を上げると道を挟むように植えられている木々についているイルミネーショが綺麗に輝いていて
『綺麗』
山「#向こうのほうにもなんかあるみたいだよ」
手を引かれて綺麗な道を二人で歩く
深夜近いのに人はまだポツポツいてふと今日がクリスマスイブなことを思い出す
『イブに山本さんとイルミネーション見てるとか、忘れないんだろうな』
山「何?嫌だった?」
『そうじゃなくて』
山「俺は嬉しいよ」
『は、?』
酔ってるのかと山本さんの顔を見ると顔はもう赤くなくて酔ってなく見えたし寒いところを歩いていたから私の酔いも覚めていて
『どういうこと?』
山「多分沙南ちゃんが思ってるままのこと」
私が考えていたのはいわゆるその、、
山「沙南ちゃん、キスしていい?」
軽く首を傾げながら聞く山本さんのお願いを断れるはずもなく
ゆっくり、噛みしめるように頷くとゆっくり、優しい触れるだけのキス
体を離し山本さんを見ようとすると引き寄せられ抱きしめられる
『山本さん?』
山「沙南ちゃん、付き合おっか」
『、、』
山「酔っ払ってしか告白できないダメなやつだけど沙南ちゃんのこと大好きだから」
山本さんの顔を見たくて山本さんの胸を軽く押すとあっさり離してくれる
赤くなったほっぺと不安そうに揺れる目かわいい
『私も、山本さんのこと、好きだから、つきあいたいかも』
山「よかった、これからよろしくね」
山本さんに優しく抱きしめられると思わず笑顔が漏れる
これもクリスマスのおかげかな、
――――――
田「何が悲しくてクリスマスイブにバイトしなきゃいけねーんだよー」
『田中さんうるさいですよ、早くお店閉めましょ』
クリスマスイブに暇な人しか入らないであろうバイト、しかも閉店作業まで含むってことは夜の予定がないと言っているようなものだ
山「沙南ちゃんは予定とかなかったの?」
『あったら働いてないですよ、山本さんもないんですよね?』
山「悲しいよね〜」
田「ほんと悲しいよな!な!飲み行こ!3人で!暇だろ!?」
山「暇だけど〜、沙南ちゃん行く?」
『予定は空いてます』
田「じゃあ決まりな!早くお店閉めるぞ!」
そう言うと田中さんはすごい勢いでクローズ作業を再開して山本さんとくすくす笑いながら私たちもクローズ作業を始めた
――――――
田「お疲れ様でーーす!」
山「『お疲れ様です』」
グラスを軽く合わせると景気よくなる音と横で山本さんがビールを飲む音
気になってる先輩が横に座っていて方が触れているのは、私の緊張する材料でしかなくて
その緊張を解くために先輩たちに負けじと沢山お酒を飲んだ自覚は、ある
『山本さん!このまま飲んだら粗相しちゃう』
山「粗相?粗相するの?」
田「沙南ちゃんの粗相とか見てみたいわー梅酒ロック2杯追加で!」
『田中さん!やめて!酔っちゃう!』
山「もう出来上がってきてるよ」
優しく頭を撫でる山本さんの表情はこの上なく優しい
その手に軽くすり寄ると心地の良い山本さんの香り
『田中さん!梅酒追加で!』
田「沙南ちゃん!良いじゃん!」
梅酒を飲み進めるうちに気づけば山本さんに寄っかかっていなければうまく座っていられないほど意識が朦朧としていて
山「沙南ちゃんは好きな人とかいないの?」
『いますよ!私にだって』
田「え!どんな人?」
『どんな人って、、田中さんじゃないですよ』
田「わかってるよ」
好きな人が横にいるなんて言えない、田中さんじゃないって言うけど山本さんじゃないとは言わない
だって山本さんのこと気になってるし
『山本さんは?いないんですか?』
山「ん〜いるよ」
田「え!?いるの?どんな子?」
山「しっかりしてるくせに、少し抜けてる子、かな?」
しっかりしてるくせに抜けてるとかもはや確信犯やん、女の子は山本さんが思ってるより計算してるしそもそも気になってない人に抜けてるとこなんて見せない
なんだよ、両想いかよ、幸せになれよ
不可抗力ではあるが山本さんにくっついているのも虚しくなり体を離すと身体は思ったよりも言うことを聞かなくて後ろに倒れそうになる
頭の痛みを覚悟したが体を包んだのは痛みではなく優しい腕
山「沙南ちゃん大丈夫?寄っかかっていいんだよ」
田「抜けてるねぇ、#fnk#ちゃん、抜けてるねぇ」
『田中さんうるさい、きらいになるよ』
田「そんなにすぐ嫌われんの!?てか俺終電」
山「じゃあそろそろ出よっか〜
沙南ちゃん大丈夫?立てる?」
『立てますよ、私抜けてないんで』
そう言って立とうとすると体は簡単に揺らいで転びそうになる
山「いわんこっちゃない、捕まりな」
『すみません』
お言葉に甘えて山本さんに寄っかかりながら3人で駅まで歩く
酔って一人で歩けないとか私最悪じゃん
田「なんだかんだ沙南ちゃんって山本に懐いてるよね」
山「そうかな、そうなの?」
顔を覗き込んでくる山本さんはずるい
『懐いてるよ〜山本さんには』
田「にはってなんだよ、あっ!終電くる!じゃあ、おつかれ」
『お疲れ様です』
山「おつかれ、帰り気をつけろよ」
二人で田中さんに手を振ると一瞬静寂に包まれる
山「酔い覚ましも兼ねて少し散歩する?」
近くに住んでいる私たちの終電まではまだ1時間ほどある
『はい、』
山「この辺に確かイルミネーションあったよね、少しあるこっか」
『うん、歩く』
のろのろと山本さんの横を歩く
さっきまではあんなに盛り上がっていた会話もなぜか今はなく静かで
山「沙南ちゃん、見て、きれいだよ」
『え、』
顔を上げると道を挟むように植えられている木々についているイルミネーショが綺麗に輝いていて
『綺麗』
山「#向こうのほうにもなんかあるみたいだよ」
手を引かれて綺麗な道を二人で歩く
深夜近いのに人はまだポツポツいてふと今日がクリスマスイブなことを思い出す
『イブに山本さんとイルミネーション見てるとか、忘れないんだろうな』
山「何?嫌だった?」
『そうじゃなくて』
山「俺は嬉しいよ」
『は、?』
酔ってるのかと山本さんの顔を見ると顔はもう赤くなくて酔ってなく見えたし寒いところを歩いていたから私の酔いも覚めていて
『どういうこと?』
山「多分沙南ちゃんが思ってるままのこと」
私が考えていたのはいわゆるその、、
山「沙南ちゃん、キスしていい?」
軽く首を傾げながら聞く山本さんのお願いを断れるはずもなく
ゆっくり、噛みしめるように頷くとゆっくり、優しい触れるだけのキス
体を離し山本さんを見ようとすると引き寄せられ抱きしめられる
『山本さん?』
山「沙南ちゃん、付き合おっか」
『、、』
山「酔っ払ってしか告白できないダメなやつだけど沙南ちゃんのこと大好きだから」
山本さんの顔を見たくて山本さんの胸を軽く押すとあっさり離してくれる
赤くなったほっぺと不安そうに揺れる目かわいい
『私も、山本さんのこと、好きだから、つきあいたいかも』
山「よかった、これからよろしくね」
山本さんに優しく抱きしめられると思わず笑顔が漏れる
これもクリスマスのおかげかな、
――――――
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