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仮眠室の布団に2人で寝っ転がると眠そうにあくびをすると移ってふたりで大あくびをする


『気使わせちゃってすみません』
須｢ん？俺がお昼寝したかっただけだけど？｣
『.......須貝さんって優しいですよね』
須｢そうか？｣


はい、なんて微笑みながら言う沙南の表情を見て心底安心する、俺のエゴだけどそれを沙南が迷惑がってなくて良かった、なんて


『んーー眠いのにうまく寝れない』
須｢おいで｣


俺から人半分くらい離れた所に寝ていた沙南がもそもそとこっちに移動してきて俺の横に来る

腰のあたりを優しく、小さい子をあやすように軽く叩いていると間もなくして小さな寝息が聞こえる


顔にかかっている髪を軽く避けて顔をじっと見るとクマがあるけどパソコンに向かってた時のおでこの皺は無くなってて、安心

軽く頭を撫でたあと沙南の寝息を聞きながら俺もすっと眠りに落ちていく感覚に素直に従うと直ぐに意識を手放した

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(ふくらPと河村さん)


河｢おはようーって、あれ？佐々木の靴なかった？｣
福｢いるいる、仮眠室で須貝さんと寝てる｣
河｢あの二人が昼寝なんて珍しい｣
福｢最近沙南ちゃん無理しちゃってたみたい、須貝さんが連行してった、
沙南ちゃんタスクこなせるから甘えちゃってたな｣
河｢それは反省だなー、あいつバイトも学校も忙しいだろ？
よく考えたらあいつ人間だったなってペースで仕事こなしてる時あるもんな｣


なんて二人で話しながら仮眠室に意識をやるとしんとしてきて仮眠室のドアに耳をやると寝ているような気配を感じる

そっとドアを開けると横を向いて寝ている須貝さんの近くで丸くなって寝ている(名前)ちゃん


福｢ホンットに兄妹みたいだね｣
河｢確かに、写真撮っとこ｣


小さな声で話しかけると小さな声で答える河村
写真を撮って2人でドアを閉める

携帯の画面には幸せそうな2人の寝顔
それを見て2人でまた微笑んだ

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