なんて、なんて。
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鈍痛
沙南がニコニコでオフィスに入ってくる度に安心したり俺の横に座って大学の話してくれるのもココアをおいしそうに飲む姿もかわいいなと思うのは俺が兄だからで
沙南が川上の横に座ってニコニコ頭撫でられてたり大学から一緒にオフィスに来てても2人で同じ画面を見て真剣に話す顔が近いとか
気になるはずがない、はずがなかったのに
『川上さん!チョコを贈呈します!』
川「え?なんで?」
『この前くれたから!です!』
川「あー、ありがと、ひとつ食べる?」
『食べる!』
そういうと川上が中からチョコをひとつ取り出して沙南口の近くに持っていくと沙南は当然かよように口を開いてチョコを受け取る
口がなにかを発そうとするがその"なにか"は宙に溶けて言ってしまったようで何も出てこない
その代わりに川上と2人でくっついてニコニコしている沙南の笑顔で少し胸が痛くなった
軽くさすってみるけどなんともない
軽く頭を傾げたがきっと何かの勘違いにすることにした
ーーーーーー
胸の痛みが強くなる度に当たり前に沙南とくっついて座れる川上が、泊まりの時に当然かのように沙南を独り占めする川上が、
沙南の横を当然かのように歩ける川上がうらやましくなっていって
頭を撫でられて微笑む沙南の顔は本当に安心しきっていて、いつも講義の帰りに2人でランチをしてくるのとか川上が沙南を見つめる瞳とか
あいつら付き合ってんじゃねぇかふざけんな、
なんて考えてしまうのはどうしてなのか
そんなことを考えていてぼーっとしていると不意に視界に沙南が割り込んでくる
『わっ』
須「おう、ひびったわーーー」
『難しい顔してますよ、お悩みあればなんでも聞きます』
俺の眉間に軽く触れたあと首を傾げながら聞いてくる
こういう、人の細かい変化に気づいてその人に寄り添えるところが本当に沙南の魅力で
『須貝さん?』
須「ああ、大丈夫だよ少し研究のこと考えてた」
『今難しいんですか?頑張ってますね~』
須「そんなこと、」
『そんな須貝さんにはこちら!どーん!』
そう言って渡してきたのは俺が大好きなお菓子です普段あまり食べないようにしてるのを多分知ってて渡してきた
『須貝さんせっかくこれ好きなのに食べないから私からのご褒美ってことで食べてください?』
須「ありがとう、」
ただ、この笑顔を守りたい、なんて思った
ーーーーーー
沙南がニコニコでオフィスに入ってくる度に安心したり俺の横に座って大学の話してくれるのもココアをおいしそうに飲む姿もかわいいなと思うのは俺が兄だからで
沙南が川上の横に座ってニコニコ頭撫でられてたり大学から一緒にオフィスに来てても2人で同じ画面を見て真剣に話す顔が近いとか
気になるはずがない、はずがなかったのに
『川上さん!チョコを贈呈します!』
川「え?なんで?」
『この前くれたから!です!』
川「あー、ありがと、ひとつ食べる?」
『食べる!』
そういうと川上が中からチョコをひとつ取り出して沙南口の近くに持っていくと沙南は当然かよように口を開いてチョコを受け取る
口がなにかを発そうとするがその"なにか"は宙に溶けて言ってしまったようで何も出てこない
その代わりに川上と2人でくっついてニコニコしている沙南の笑顔で少し胸が痛くなった
軽くさすってみるけどなんともない
軽く頭を傾げたがきっと何かの勘違いにすることにした
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胸の痛みが強くなる度に当たり前に沙南とくっついて座れる川上が、泊まりの時に当然かのように沙南を独り占めする川上が、
沙南の横を当然かのように歩ける川上がうらやましくなっていって
頭を撫でられて微笑む沙南の顔は本当に安心しきっていて、いつも講義の帰りに2人でランチをしてくるのとか川上が沙南を見つめる瞳とか
あいつら付き合ってんじゃねぇかふざけんな、
なんて考えてしまうのはどうしてなのか
そんなことを考えていてぼーっとしていると不意に視界に沙南が割り込んでくる
『わっ』
須「おう、ひびったわーーー」
『難しい顔してますよ、お悩みあればなんでも聞きます』
俺の眉間に軽く触れたあと首を傾げながら聞いてくる
こういう、人の細かい変化に気づいてその人に寄り添えるところが本当に沙南の魅力で
『須貝さん?』
須「ああ、大丈夫だよ少し研究のこと考えてた」
『今難しいんですか?頑張ってますね~』
須「そんなこと、」
『そんな須貝さんにはこちら!どーん!』
そう言って渡してきたのは俺が大好きなお菓子です普段あまり食べないようにしてるのを多分知ってて渡してきた
『須貝さんせっかくこれ好きなのに食べないから私からのご褒美ってことで食べてください?』
須「ありがとう、」
ただ、この笑顔を守りたい、なんて思った
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