川上さん
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普段はこんな量じゃ酔わないのに
今日はいつもより早く頭が心地よく揺れる
川「眠い?」
『んーん、気持ちよく酔ってる
ほら、触って見て、顔すごい熱いの』
川「たしかに熱いな」
川上くんの大きくてひんやりした手が私の頬に触れる自分で言ったことなのになにかダメなことをしている気分になって
口元が緩むのを止められなかった
川「もう、出ようか」
『うん』
お会計を済ませふたりでエレベーターに乗り込み川上くんの後ろに立って背中を見つめながらふと
このままお別れなの嫌だな
なんて、思ってしまった
川上くんが私の最寄りまで送ってくれるって言って
でも最寄までの道は2人とも無言で
最寄り駅のホームに着いた時
どうしようもなく泣きそうになってしまって
『かわ、』
川「この近くに公園あるの知ってる?」
『公園?』
川「ちょっと付き合って」
軽く手を引かれながら川上くんの後ろを歩く
風といっしょに彼髪も揺れて綺麗
川「少し、飲み直す?」
『うん、レモンがいい』
川「わかった」
一緒にコンビニに入り缶のアルコール飲料を数本カゴに入れる川上くん
会計も済ませて袋を持っていない方の手で私の手を優しく握ってくれる
この手はもしかしたら私が酔っているからかもしれない
そんなことを考える思考も思ってた以上に冷静で
『川上くんと呑んでるっておもしろいね』
川「なんで?」
『だって私たち一緒にご飯行く時は絶対ゆうやが一緒だったじゃん』
川「確かにな」
『当然かのようにふたりで会って2人でお酒買って飲んでるってかなりおもしろい、』
ふと見上げるときれいな星が広がっていて
わぁ、なんて声をあげると
繋いだ左手を少し強く握られる
『どうしたの?』
川「沙南ちゃん、星が、綺麗ですね?」
川上くん、
私は東大生で文学部で、小さな頃から根っからの本好きで、色んな恋愛小説を読み漁ってきたから
その言葉の意味がどっちかなんて
わからないわけがない。
つい、さっき自覚したばかりのこの気持ちだけど
まだまだ淡くて拙いけど
あなたにどうしても伝えたくて、
あなたのものにしてもらいたくて
『うん、綺麗ですね、』
川上くん手が優しく私の頬を撫でる
優しく唇が重なった時、涙が一滴こぼれた
ーーーーーー
普段はこんな量じゃ酔わないのに
今日はいつもより早く頭が心地よく揺れる
川「眠い?」
『んーん、気持ちよく酔ってる
ほら、触って見て、顔すごい熱いの』
川「たしかに熱いな」
川上くんの大きくてひんやりした手が私の頬に触れる自分で言ったことなのになにかダメなことをしている気分になって
口元が緩むのを止められなかった
川「もう、出ようか」
『うん』
お会計を済ませふたりでエレベーターに乗り込み川上くんの後ろに立って背中を見つめながらふと
このままお別れなの嫌だな
なんて、思ってしまった
川上くんが私の最寄りまで送ってくれるって言って
でも最寄までの道は2人とも無言で
最寄り駅のホームに着いた時
どうしようもなく泣きそうになってしまって
『かわ、』
川「この近くに公園あるの知ってる?」
『公園?』
川「ちょっと付き合って」
軽く手を引かれながら川上くんの後ろを歩く
風といっしょに彼髪も揺れて綺麗
川「少し、飲み直す?」
『うん、レモンがいい』
川「わかった」
一緒にコンビニに入り缶のアルコール飲料を数本カゴに入れる川上くん
会計も済ませて袋を持っていない方の手で私の手を優しく握ってくれる
この手はもしかしたら私が酔っているからかもしれない
そんなことを考える思考も思ってた以上に冷静で
『川上くんと呑んでるっておもしろいね』
川「なんで?」
『だって私たち一緒にご飯行く時は絶対ゆうやが一緒だったじゃん』
川「確かにな」
『当然かのようにふたりで会って2人でお酒買って飲んでるってかなりおもしろい、』
ふと見上げるときれいな星が広がっていて
わぁ、なんて声をあげると
繋いだ左手を少し強く握られる
『どうしたの?』
川「沙南ちゃん、星が、綺麗ですね?」
川上くん、
私は東大生で文学部で、小さな頃から根っからの本好きで、色んな恋愛小説を読み漁ってきたから
その言葉の意味がどっちかなんて
わからないわけがない。
つい、さっき自覚したばかりのこの気持ちだけど
まだまだ淡くて拙いけど
あなたにどうしても伝えたくて、
あなたのものにしてもらいたくて
『うん、綺麗ですね、』
川上くん手が優しく私の頬を撫でる
優しく唇が重なった時、涙が一滴こぼれた
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