川上さん
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コトバアソビ
【6時半に新宿で】
"友人の友人"というありがちな展開で知り合った彼と
"友人が来れなくなり二人きりでご飯"というまたありがちな展開
胸が踊っていないかと言われたら嘘になる
新宿につき前に3人で待ち合わせした場所、
東口の地上出口で待ち合わせしてしばらくして見上げると彼がいて
この前より少し色落ちしたピンク髪と白い肌
少し不健康そうに見えるけど笑顔から少しテンションが高いのも見て取れる
『お久しぶりです』
川「久しぶり、元気やった?」
『元気じゃないって言ったら帰してくれるんですか』
川「かえさんやろ、そこは」
これが普段のやり取り
冗談とも言えない私の言葉を拾って笑ってくれる
『どこ行くの?』
川「やばい、なんも決めてなかった」
『呑む?』
川「任せるけど、少し飲みたい気分」
『じゃあ、飲もっか?』
沢山の人が行き来する新宿をくぐり抜けるように歩く
人に押され流されそうになり川上くんのシャツの裾を掴むと
少しびっくりした顔で振り向いたあと少しだけニヤッとした顔
なにかよからぬ事をたくらんだ少年のような
『普段川上くんは結構お酒飲むの?』
川「んー、ぼちぼちかな、飲む時は飲むし
あ、でも付き合いが多いかもしれない」
『意外!ずっと飲んでそう!』
川「そうか?」
そういう彼の手には生ビール
"とりあえずま生で"という姿は少なくとも私よりかはそういう場に慣れていたように見えて
『私ビール飲めない』
川「お子ちゃまだからだよ」
『お子ちゃま?』
そう言い梅酒のロックを軽くあおると頭に流れ込んでくる程よいアルコール
川「そういう沙南ちゃんは初っ端からそれってかなり強いの?」
『んーん、割ったお酒が苦手なだけ』
ふーん、なんて言いながら店員さんに次のお酒を注文している
また彼が頼むのは私の苦手なハイボール
川「飲めないやろ、ハイボール」
『飲めないけど、なに?』
川「おこちゃまやな、う沙南ちゃん」
はっと目を逸らした
肘をついてこちらを見つめる彼の瞳に吸い込まれてしまいそうになって
『からかってる』
川「だって沙南ちゃんかわいいもん」
『ま、またまたー』
急に川上くんの目と、全てを見透かしていそうな綺麗な目を見るのが怖くなって
氷が溶けるのを少しの間、見ていた
ーーーーーー
【6時半に新宿で】
"友人の友人"というありがちな展開で知り合った彼と
"友人が来れなくなり二人きりでご飯"というまたありがちな展開
胸が踊っていないかと言われたら嘘になる
新宿につき前に3人で待ち合わせした場所、
東口の地上出口で待ち合わせしてしばらくして見上げると彼がいて
この前より少し色落ちしたピンク髪と白い肌
少し不健康そうに見えるけど笑顔から少しテンションが高いのも見て取れる
『お久しぶりです』
川「久しぶり、元気やった?」
『元気じゃないって言ったら帰してくれるんですか』
川「かえさんやろ、そこは」
これが普段のやり取り
冗談とも言えない私の言葉を拾って笑ってくれる
『どこ行くの?』
川「やばい、なんも決めてなかった」
『呑む?』
川「任せるけど、少し飲みたい気分」
『じゃあ、飲もっか?』
沢山の人が行き来する新宿をくぐり抜けるように歩く
人に押され流されそうになり川上くんのシャツの裾を掴むと
少しびっくりした顔で振り向いたあと少しだけニヤッとした顔
なにかよからぬ事をたくらんだ少年のような
『普段川上くんは結構お酒飲むの?』
川「んー、ぼちぼちかな、飲む時は飲むし
あ、でも付き合いが多いかもしれない」
『意外!ずっと飲んでそう!』
川「そうか?」
そういう彼の手には生ビール
"とりあえずま生で"という姿は少なくとも私よりかはそういう場に慣れていたように見えて
『私ビール飲めない』
川「お子ちゃまだからだよ」
『お子ちゃま?』
そう言い梅酒のロックを軽くあおると頭に流れ込んでくる程よいアルコール
川「そういう沙南ちゃんは初っ端からそれってかなり強いの?」
『んーん、割ったお酒が苦手なだけ』
ふーん、なんて言いながら店員さんに次のお酒を注文している
また彼が頼むのは私の苦手なハイボール
川「飲めないやろ、ハイボール」
『飲めないけど、なに?』
川「おこちゃまやな、う沙南ちゃん」
はっと目を逸らした
肘をついてこちらを見つめる彼の瞳に吸い込まれてしまいそうになって
『からかってる』
川「だって沙南ちゃんかわいいもん」
『ま、またまたー』
急に川上くんの目と、全てを見透かしていそうな綺麗な目を見るのが怖くなって
氷が溶けるのを少しの間、見ていた
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