川上さん
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名前で呼んでもらえるのは二人だけの時だけで
みんなの前でも名前で呼んでくれていいのに
初めて川上さんの家で寝たのはいつだっけ
多分たまたま酔いつぶれた川上さんと居酒屋で会った時、家が近いから送りますと引き受けた
2人で帰っている時、なぜそんなに酔いつぶれたか聞くと彼女を大切にできなくて振られたらしい
タクシーで横に座る川上さんは私に体重を預けて
俺ってそんなにダメ?とか言う
それなりに好意を寄せていた私は川上さんにそんなことないですよ、と言った後
川上さんの部屋に着いていってひたすら抱きついていた
お互いお酒も入っていたし川上さんは振られた後で少しやさぐれていたし、なんて言い訳は言い放題だけどそれでもそこで何もしなかったら
今こんなに喉が詰まるような感覚を味わわなくて良かったはずなんだよな
でも、どこか満たされて感じている自分もいる
誰も、何も満たされていないのに
ーーーーーー
結局、オフィスから出る時家が近いからおくってくと川上さんに声をかけられ2人で出る
虚しい気持ちと夜の期待を背負いながらもしれっとした顔をするのにも慣れた
川「さっきな、もう会うのやめようって言われた」
『そうですかー』
川「何人目かね」
『人数では3人目じゃないですか?』
そっか、ここ2年で私は3人分も消化してるのか
川上さんはたった2年で3人と付き合ったのか
なのに私は選ばれなかったのはそういうことだろう
家に着くと川上さんに抱き寄せられ少し強引にキスされて
捕まるようにシャツを掴んでいる私の手を取り自分の首に回す
ベッドに横たえられ服を脱がされている最中
いつも通りのはずなのに突然涙が溢れてきて
川「どうしたん、嫌やった?」
『川上さんは、どうして私なんですか?
他に女の子は沢山いるでしょ?』
取り消せない、川上さんの表情を見て悟る
興奮からか熱を帯びた手で私の頬をなぞり
下を向いて自嘲気味に笑ったあと
川「沙南なら、許してくれると思って」
『え?』
もう、この返事は決まってるし、ひとつしかない
『いいよ、許してあげます』
そう言って川上さんの頬にキスをすると
もうお互い止まらない
引き返せない
ーーーーーー
名前で呼んでもらえるのは二人だけの時だけで
みんなの前でも名前で呼んでくれていいのに
初めて川上さんの家で寝たのはいつだっけ
多分たまたま酔いつぶれた川上さんと居酒屋で会った時、家が近いから送りますと引き受けた
2人で帰っている時、なぜそんなに酔いつぶれたか聞くと彼女を大切にできなくて振られたらしい
タクシーで横に座る川上さんは私に体重を預けて
俺ってそんなにダメ?とか言う
それなりに好意を寄せていた私は川上さんにそんなことないですよ、と言った後
川上さんの部屋に着いていってひたすら抱きついていた
お互いお酒も入っていたし川上さんは振られた後で少しやさぐれていたし、なんて言い訳は言い放題だけどそれでもそこで何もしなかったら
今こんなに喉が詰まるような感覚を味わわなくて良かったはずなんだよな
でも、どこか満たされて感じている自分もいる
誰も、何も満たされていないのに
ーーーーーー
結局、オフィスから出る時家が近いからおくってくと川上さんに声をかけられ2人で出る
虚しい気持ちと夜の期待を背負いながらもしれっとした顔をするのにも慣れた
川「さっきな、もう会うのやめようって言われた」
『そうですかー』
川「何人目かね」
『人数では3人目じゃないですか?』
そっか、ここ2年で私は3人分も消化してるのか
川上さんはたった2年で3人と付き合ったのか
なのに私は選ばれなかったのはそういうことだろう
家に着くと川上さんに抱き寄せられ少し強引にキスされて
捕まるようにシャツを掴んでいる私の手を取り自分の首に回す
ベッドに横たえられ服を脱がされている最中
いつも通りのはずなのに突然涙が溢れてきて
川「どうしたん、嫌やった?」
『川上さんは、どうして私なんですか?
他に女の子は沢山いるでしょ?』
取り消せない、川上さんの表情を見て悟る
興奮からか熱を帯びた手で私の頬をなぞり
下を向いて自嘲気味に笑ったあと
川「沙南なら、許してくれると思って」
『え?』
もう、この返事は決まってるし、ひとつしかない
『いいよ、許してあげます』
そう言って川上さんの頬にキスをすると
もうお互い止まらない
引き返せない
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