第一節・第二部『ケロロ小隊「オタク化」計画、始動!!』
嵐のような「24時間耐久・
零「…にしてもよ、大賢者。俺は『
零の純粋な疑問に、脳内の相棒は即座に、かつ辛辣に応答した。
《問。個体名:クルルの行動原理を解析……失敗。おそらく、知能指数がマスターの基準に達していない低能なせいかと思われます》
零「あー、やっぱり? 天才だなんだって威張ってる割に、やる事が回りくどいんだよあいつ」
納得して漫画の続きを読み始める零。だが、大賢者はその思考の裏側で、マスターには決して届かない極小のシステムログを静かに走らせていた。
《――告。
一方、その頃。
地下基地の最深部では、敗北を喫したはずのクルルが、薄暗いモニターの前でニチャァ……と気味の悪い笑みを浮かべていた。
「ク〜ックックック……。ただで負ける俺様じゃねーよぉ。組み伏せられた瞬間に仕込んだ超小型ナノカメラ……。さぁて、魔王サマの『極秘プライベート映像』をご開帳といこうじゃねーの……!」
震える手で「再生」キーを叩くクルル。零の吐息、至近距離の瞳、隠された女性としての艶やかな瞬間――それらを独占しようと身を乗り出した、その瞬間。
ラボの巨大モニターを埋め尽くしたのは、漆黒の魔王ではなく、丸い顔、赤い頬、そして太陽のような笑顔を浮かべた「正義の味方」のドアップだった。
『そうだ! 嬉しいんだ 生きる 喜び!』
爆音で流れ出す、あまりにも純粋で無垢なテーマソング。
「…………は?」
固まるクルルの視界を、
《――告。マスターのプライバシー保護のため、非正規なデータ収集は全て「
「っ!! てめぇぇぇ!! 大賢者ああああああああッ!! 俺様の笑い方までパクりやがったなぁああッ!!」
せっかくの「愛憎データ」を全て正義のパンに差し替えられ、あげくに嘲笑までコピーされた黄色い悪魔。
静まり返った深夜の地下基地に、彼の絶望と憤怒に満ちた叫びが、
終