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壱馬くんへ。
いま壱馬くんがこの手紙を読んでいるということは、私はもうこの世にはいないのでしょう。
何も言わずに死んじゃってごめんね。
実は、9月の時点でお医者さんからはあと3ヶ月しか生きていられないと言われていました。もっとたくさん美味しいケーキを作りたかったし、強情な壱馬くんにコーヒー以外の飲み物も飲んで欲しかったんだけど、運命というものはなかなか思うようにいきませんね。
私、コーヒーよりも紅茶の方がおいしく煎れられる自信があったんだけどな。壱馬くんがコーヒーばっかり注文するからコーヒーの方が上手に煎れられるようになってしまいました。なんか悔しい(笑)
あれ、いつの間にか話が逸れちゃった。元に戻すね。
今回こうして手紙を書いているのは、壱馬くんに伝えたいことがあったからです。
壱馬くんには、たくさん迷惑をかけてしまったと思います。北人くんのことあれこれ聞いて、ウザかったよね。ごめんね?(笑)
でも、壱馬くんのおかげで私の短い人生の夕暮れは、こんなにも幸せなものになりました。
本当にありがとう。
この席で、いろんな話をしたね。バカみたいなことも言って、ゲラゲラ笑いあって。
覚えてるかな?どんどん痩せていく私を壱馬くんが心配してくれたのも、この席でした。
私あの時、泣きそうだったんだよ?
自分の身体がどんどん言うこと聞かなくなっていって、不安に押しつぶされそうで。
そんな時に壱馬くんがバカみたいに「ジムに行け」っていうから、つい笑っちゃいました(笑)
あ、別に怒ってないよ!?愛のあるバカだよ!?(笑)
それから、やっぱりあの夕方の公園。
壱馬くんの想いに応えられなくてごめんなさい。
私は、北人くんが心の底からだいすきでした。
私には、贅沢な話だけど、ふたり同時に選ぶことはできませんでした。
それに、あそこで壱馬くんのお願いを受け入れたとして。
あと1ヶ月も生きられない私は、きっと壱馬くんの想いを満たすことはできないと思ったから。
それなら、きっぱりと、断ち切ってしまった方が、壱馬くんの傷を深くせずにすむと思って。
ごめんね。
どうしたって私は、壱馬くんを傷つけることしかしてこなかったような気がします。
壱馬くんは、この席で、どんな思いで笑っていたんだろう。
どんな思いで私の惚気話を聞いていたんだろう。
そう考えると、涙が止まりません。
ごめんね。本当にごめん。
ごめんなさい。
私は、あなたの恋を終えることしかできなかった。
ごめんなさい。
こんな私を許してください。
もし許されるなら、私は安心して天国に旅立っていくことができます。
あぁ、涙が止まらないや。
涙で滲んで読みにくくなってたらごめんね。書き直したいけど、もう体力が残ってないの。
たぶん、明日には死んじゃうんじゃないかな。
だから、壱馬くんの読解力で頑張って読んでね(笑)
長々とこんな話を読んでくれてありがとう。
私のケーキを食べてくれてありがとう。
私のオペラが好きだと言ってくれてありがとう。
この席で、私とおしゃべりしてくれてありがとう。
私を好きになってくれてありがとう。
天国からTHE RAMPAGEとして頑張る壱馬くんを応援しています。
それじゃあ。
だいすきだったよ。
さような
いま壱馬くんがこの手紙を読んでいるということは、私はもうこの世にはいないのでしょう。
何も言わずに死んじゃってごめんね。
実は、9月の時点でお医者さんからはあと3ヶ月しか生きていられないと言われていました。もっとたくさん美味しいケーキを作りたかったし、強情な壱馬くんにコーヒー以外の飲み物も飲んで欲しかったんだけど、運命というものはなかなか思うようにいきませんね。
私、コーヒーよりも紅茶の方がおいしく煎れられる自信があったんだけどな。壱馬くんがコーヒーばっかり注文するからコーヒーの方が上手に煎れられるようになってしまいました。なんか悔しい(笑)
あれ、いつの間にか話が逸れちゃった。元に戻すね。
今回こうして手紙を書いているのは、壱馬くんに伝えたいことがあったからです。
壱馬くんには、たくさん迷惑をかけてしまったと思います。北人くんのことあれこれ聞いて、ウザかったよね。ごめんね?(笑)
でも、壱馬くんのおかげで私の短い人生の夕暮れは、こんなにも幸せなものになりました。
本当にありがとう。
この席で、いろんな話をしたね。バカみたいなことも言って、ゲラゲラ笑いあって。
覚えてるかな?どんどん痩せていく私を壱馬くんが心配してくれたのも、この席でした。
私あの時、泣きそうだったんだよ?
自分の身体がどんどん言うこと聞かなくなっていって、不安に押しつぶされそうで。
そんな時に壱馬くんがバカみたいに「ジムに行け」っていうから、つい笑っちゃいました(笑)
あ、別に怒ってないよ!?愛のあるバカだよ!?(笑)
それから、やっぱりあの夕方の公園。
壱馬くんの想いに応えられなくてごめんなさい。
私は、北人くんが心の底からだいすきでした。
私には、贅沢な話だけど、ふたり同時に選ぶことはできませんでした。
それに、あそこで壱馬くんのお願いを受け入れたとして。
あと1ヶ月も生きられない私は、きっと壱馬くんの想いを満たすことはできないと思ったから。
それなら、きっぱりと、断ち切ってしまった方が、壱馬くんの傷を深くせずにすむと思って。
ごめんね。
どうしたって私は、壱馬くんを傷つけることしかしてこなかったような気がします。
壱馬くんは、この席で、どんな思いで笑っていたんだろう。
どんな思いで私の惚気話を聞いていたんだろう。
そう考えると、涙が止まりません。
ごめんね。本当にごめん。
ごめんなさい。
私は、あなたの恋を終えることしかできなかった。
ごめんなさい。
こんな私を許してください。
もし許されるなら、私は安心して天国に旅立っていくことができます。
あぁ、涙が止まらないや。
涙で滲んで読みにくくなってたらごめんね。書き直したいけど、もう体力が残ってないの。
たぶん、明日には死んじゃうんじゃないかな。
だから、壱馬くんの読解力で頑張って読んでね(笑)
長々とこんな話を読んでくれてありがとう。
私のケーキを食べてくれてありがとう。
私のオペラが好きだと言ってくれてありがとう。
この席で、私とおしゃべりしてくれてありがとう。
私を好きになってくれてありがとう。
天国からTHE RAMPAGEとして頑張る壱馬くんを応援しています。
それじゃあ。
だいすきだったよ。
さような