第一章
夢小説設定
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「おらおらおらぁ!海賊THE RAMPAGEじゃ!あるもの全部置いてきな!」
サーベルを振り回しながら叫ぶ陣さん。
キャラが迷子になってる。
私がTHE RAMPAGEの船に同乗してはや1週間。海上で政府の荷物を積んだ貿易船を発見したみんなはさっそく攻撃をしかけている。
私は樹さんの飼い猫たちと共に船室に隠れていた。
「やべぇ、LDHんとこのTHE RAMPAGEだ!積荷を守れ!」
「守るのはそれだけでいいのか?」
力矢さんが船員の頭を後ろからがっと掴んだ。
「…自分の命すら守れないやつが、他のものなんて守れるわけない」
嫌な音を立てて首の骨が折れる。
その後ろでは、陸さんがレイピアを使った華麗な突き技を披露していた。
右目を貫かれた船員が絶叫する。
「一突きで、殺してあげる」
ひゅ、と空気を斬り裂く音がした。
健太さんが三股のトライデントをくるくる回しながら返り血を顔に浴びて笑う。
「っははぁ、もっと楽しもうぜ」
そんな健太さんお背中合わせで戦うのは瑠唯さんだ。ククリ刀という特殊な形の刀を両手に持って、ざくりざくりと敵を切り刻んでいく。
「ゆくいみそーれ!(おやすみなさい!)」
ドン、ドン
立て続けに鳴り響く銃声。山彰さんが両手に拳銃を持って鋭い視線を向けていた。
「俺たちの航路を遮る奴は死ね」
「でもケンカふっかけたのは俺たちの方っすよ」
壱馬さんが笑って言った。
その握りこぶしにはカイザーナックルが装着され、空手の力強いパンチやキックを次々に繰り出していく。
「…ま、何でもいっか。楽しければ」
「壱馬、」
「ん」
不意に壱馬さんがストンと腰を落とした。その背後から、北人さんがその細身な身体には不釣り合いなほど大きな鎌をぶん回す。
1度に3人の敵が、下半身と上半身を切り離されて絶命した。
「死神参上、てね」
と、その大鎌の切っ先にトン、と翔吾さんが乗る。
「じゃあ俺は死神その2かな」
人間離れした高さまでぴょん、と飛び上がり、空中でナイフを投擲。さらに、敵の肩に突き刺さったナイフの柄を軸として横に360°回転する。その蹴りで幾人もが吹っ飛ばされた。
そこへさらに翔平さんが突っ込んできた。両手に持ったナイフを凄まじい速さで繰り出す。かと思えば針の穴を通すようなコントロールで投擲する。
「暴れ回りますよーっと!」
樹さんが構えた刀の峰に、翔平さんがとん、と足をかけた。そのまま樹さんは弾丸を飛ばすかのように翔平の身体をはじき返す。
常人の動きを明らかに超えていた。
「海賊THE RAMPAGEの恐ろしさ、思い知れ」
樹さんの日本刀が美しく翻る。神速の斬撃が次々と血しぶきを巻き起こす。
思わず見とれてしまうような剣舞だった。
さらに。
竜巻のように、人の身体の1部が吹き飛ぶ。
その中心にいたのは、およそ人間が使うものとは思えないほど大きな戦斧を構えた海青さん。
「次の獲物はどいつだ。ぶった切ってやる」
「うわ…海青さん血が飛びました」
慎さんが服に飛び散った鮮血を拭いながら顔をしかめた。
そんな慎さんのスキをついて、背後から敵が銃口を向ける。
ドン
迫る弾丸をひらりと躱して視線も向けずに敵を撃ち殺す。まるで背中に目が付いているようだった。
「汚れるのとかあんまり好きじゃないからさ。綺麗に死んでよ」
さらに、慎さんは間髪入れず龍さんの援護射撃を加える。
龍さんは諸刃の両手剣を流れるように振るっていた。
「海の藻屑となれ」
「カッコイイね龍」
昂秀さんが上甲板からマスケット銃を構えて笑った。
神業のような精度で次々に狙撃していく。その狙いには寸分の狂いもない。
「俺の狙いは百発百中。お前らを待つのは純度100%の死のみだ」
そして、敵と相対するのは拓磨さん。両手にジャマダハルという特殊な武器を握って、次々に拳を繰り出していく。拳についた三角形の刃が肉を抉る。
「若造だってナメてたら、痛い目見るぞ」
これが海賊THE RAMPAGEの力。その怪物レベルの強さは他を圧倒していた。
もはや人間であることすら怪しい。どんな訓練を受けたらこんなに強くなれるのだろう。
血の海と化した敵船で、彼らはシンボルマークである握りこぶしを高く掲げ、勝利の雄叫びをあげていた。
サーベルを振り回しながら叫ぶ陣さん。
キャラが迷子になってる。
私がTHE RAMPAGEの船に同乗してはや1週間。海上で政府の荷物を積んだ貿易船を発見したみんなはさっそく攻撃をしかけている。
私は樹さんの飼い猫たちと共に船室に隠れていた。
「やべぇ、LDHんとこのTHE RAMPAGEだ!積荷を守れ!」
「守るのはそれだけでいいのか?」
力矢さんが船員の頭を後ろからがっと掴んだ。
「…自分の命すら守れないやつが、他のものなんて守れるわけない」
嫌な音を立てて首の骨が折れる。
その後ろでは、陸さんがレイピアを使った華麗な突き技を披露していた。
右目を貫かれた船員が絶叫する。
「一突きで、殺してあげる」
ひゅ、と空気を斬り裂く音がした。
健太さんが三股のトライデントをくるくる回しながら返り血を顔に浴びて笑う。
「っははぁ、もっと楽しもうぜ」
そんな健太さんお背中合わせで戦うのは瑠唯さんだ。ククリ刀という特殊な形の刀を両手に持って、ざくりざくりと敵を切り刻んでいく。
「ゆくいみそーれ!(おやすみなさい!)」
ドン、ドン
立て続けに鳴り響く銃声。山彰さんが両手に拳銃を持って鋭い視線を向けていた。
「俺たちの航路を遮る奴は死ね」
「でもケンカふっかけたのは俺たちの方っすよ」
壱馬さんが笑って言った。
その握りこぶしにはカイザーナックルが装着され、空手の力強いパンチやキックを次々に繰り出していく。
「…ま、何でもいっか。楽しければ」
「壱馬、」
「ん」
不意に壱馬さんがストンと腰を落とした。その背後から、北人さんがその細身な身体には不釣り合いなほど大きな鎌をぶん回す。
1度に3人の敵が、下半身と上半身を切り離されて絶命した。
「死神参上、てね」
と、その大鎌の切っ先にトン、と翔吾さんが乗る。
「じゃあ俺は死神その2かな」
人間離れした高さまでぴょん、と飛び上がり、空中でナイフを投擲。さらに、敵の肩に突き刺さったナイフの柄を軸として横に360°回転する。その蹴りで幾人もが吹っ飛ばされた。
そこへさらに翔平さんが突っ込んできた。両手に持ったナイフを凄まじい速さで繰り出す。かと思えば針の穴を通すようなコントロールで投擲する。
「暴れ回りますよーっと!」
樹さんが構えた刀の峰に、翔平さんがとん、と足をかけた。そのまま樹さんは弾丸を飛ばすかのように翔平の身体をはじき返す。
常人の動きを明らかに超えていた。
「海賊THE RAMPAGEの恐ろしさ、思い知れ」
樹さんの日本刀が美しく翻る。神速の斬撃が次々と血しぶきを巻き起こす。
思わず見とれてしまうような剣舞だった。
さらに。
竜巻のように、人の身体の1部が吹き飛ぶ。
その中心にいたのは、およそ人間が使うものとは思えないほど大きな戦斧を構えた海青さん。
「次の獲物はどいつだ。ぶった切ってやる」
「うわ…海青さん血が飛びました」
慎さんが服に飛び散った鮮血を拭いながら顔をしかめた。
そんな慎さんのスキをついて、背後から敵が銃口を向ける。
ドン
迫る弾丸をひらりと躱して視線も向けずに敵を撃ち殺す。まるで背中に目が付いているようだった。
「汚れるのとかあんまり好きじゃないからさ。綺麗に死んでよ」
さらに、慎さんは間髪入れず龍さんの援護射撃を加える。
龍さんは諸刃の両手剣を流れるように振るっていた。
「海の藻屑となれ」
「カッコイイね龍」
昂秀さんが上甲板からマスケット銃を構えて笑った。
神業のような精度で次々に狙撃していく。その狙いには寸分の狂いもない。
「俺の狙いは百発百中。お前らを待つのは純度100%の死のみだ」
そして、敵と相対するのは拓磨さん。両手にジャマダハルという特殊な武器を握って、次々に拳を繰り出していく。拳についた三角形の刃が肉を抉る。
「若造だってナメてたら、痛い目見るぞ」
これが海賊THE RAMPAGEの力。その怪物レベルの強さは他を圧倒していた。
もはや人間であることすら怪しい。どんな訓練を受けたらこんなに強くなれるのだろう。
血の海と化した敵船で、彼らはシンボルマークである握りこぶしを高く掲げ、勝利の雄叫びをあげていた。