第二章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「え、えぇと…将吉さん、ネスさん、世界くん、大樹。こちらえー、その、人魚のうみ。諸事情あって今俺たちが家まで送っていってるところで。で、うみ、こちらは俺たちが傘下に入ってる船団LDHの最強海賊団で、俺たちの兄弟船にあたるEXILEさんのメンバー…なんだけど…」
力矢さん、しどろもどろだ。
何をそんなに焦っているのだろう。
「はじめまして!訳あってTHE RAMPAGEの船に乗らせていただいてます、うみです。えへへ、さっきは驚かせてしまってすみませんでした…そりゃ人魚なんてビックリしますよね」
「いや…びっくりどころじゃないっていうか……俺死んだのかな?」
「いや、ねっさん多分これ現実です」
「まじか…逆にもう死んでもいいかも」
「逆にね」
ネスミスさんと将吉さんがそんな会話をしている隣で、世界さんと大樹さんはずっと口を開けっ放しで私を見つめている。
まぁ、確かに人魚を初めて見たらそんな反応になってしまうだろう。THE RAMPAGEのみんなで経験済みだ。
「な、何でTHE RAMPAGEは平然と人魚が存在する現実を受け止められんの?」
世界さんに尋ねられ、16人全員が首を傾げた。
「「慣れました」」
「えぇ…?慣れとか、そういう問題…?」
大樹さんはもう頭のキャパを超えたようで、訳が分からないという顔でみんなを見回す。
埒が明かないと思ったんだろう、陣さんが強制的に話を勧め始めた。
「えーと!わざわざEXILEさんの船からボート出していただいちゃってすんません。まさかこんな所でEXILEさんに会うとは思ってもみなくて」
「あ、いや、それは別にいいんだけど…人魚って…」
「それで、久しぶりの再会ですし、今夜はここに停泊して宴でもどうかなって思ってるんですけど」
「うん、俺らもそのつもりでこうやってTHE RAMPAGEの船まで伝えに来たんだけど…人魚って…」
海賊EXILEはTHE RAMPAGEと同じく気ままに航海をしていたのだが、今日たまたま私たちの船影をとらえたのだという。
しかしEXILEの使者として派遣された4人は人魚を見た衝撃でそれどころではないみたい。
「あの、うみはまた後ほどしっかりみなさんに紹介するんで。じゃあとりあえず俺らは進路変更してEXILEさんの船に横付けしますね」
陣さんは強制的に話を終了させると、4人をボートの方にぐいぐい押していった。
静かになった甲板で、樹さんがため息をつく。
「また大変なことになってきたな…」
力矢さん、しどろもどろだ。
何をそんなに焦っているのだろう。
「はじめまして!訳あってTHE RAMPAGEの船に乗らせていただいてます、うみです。えへへ、さっきは驚かせてしまってすみませんでした…そりゃ人魚なんてビックリしますよね」
「いや…びっくりどころじゃないっていうか……俺死んだのかな?」
「いや、ねっさん多分これ現実です」
「まじか…逆にもう死んでもいいかも」
「逆にね」
ネスミスさんと将吉さんがそんな会話をしている隣で、世界さんと大樹さんはずっと口を開けっ放しで私を見つめている。
まぁ、確かに人魚を初めて見たらそんな反応になってしまうだろう。THE RAMPAGEのみんなで経験済みだ。
「な、何でTHE RAMPAGEは平然と人魚が存在する現実を受け止められんの?」
世界さんに尋ねられ、16人全員が首を傾げた。
「「慣れました」」
「えぇ…?慣れとか、そういう問題…?」
大樹さんはもう頭のキャパを超えたようで、訳が分からないという顔でみんなを見回す。
埒が明かないと思ったんだろう、陣さんが強制的に話を勧め始めた。
「えーと!わざわざEXILEさんの船からボート出していただいちゃってすんません。まさかこんな所でEXILEさんに会うとは思ってもみなくて」
「あ、いや、それは別にいいんだけど…人魚って…」
「それで、久しぶりの再会ですし、今夜はここに停泊して宴でもどうかなって思ってるんですけど」
「うん、俺らもそのつもりでこうやってTHE RAMPAGEの船まで伝えに来たんだけど…人魚って…」
海賊EXILEはTHE RAMPAGEと同じく気ままに航海をしていたのだが、今日たまたま私たちの船影をとらえたのだという。
しかしEXILEの使者として派遣された4人は人魚を見た衝撃でそれどころではないみたい。
「あの、うみはまた後ほどしっかりみなさんに紹介するんで。じゃあとりあえず俺らは進路変更してEXILEさんの船に横付けしますね」
陣さんは強制的に話を終了させると、4人をボートの方にぐいぐい押していった。
静かになった甲板で、樹さんがため息をつく。
「また大変なことになってきたな…」