第五章
夢小説設定
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「ここはTHE SECONDが引き受ける!」
ケンチさんが叫ぶ。
エントランスホールになだれ込んできた敵に、THE SECONDの6人が立ち向かって行った。
そんな、たった6人であの人数を相手にするなんて無茶だ。
それでも壱馬さんは俺の頭を掴んでぐい、と前に向けさせる。
「あの人らなら大丈夫や。行くぞ」
「っ…、はい」
俺たちは螺旋階段を一気に駆け上がった。2階に到達すると、バラバラと敵が現れる。
「三代目 J Soul Brothers。展開しろ!」
直人さんの指示で三代目の7人が一気に広がった。俺たちはその間を走り抜ける。
「任せたぞ」
俺の背中に岩さんの声が届いた。俺は半分だけ振り返って強く頷く。
「慎、目標の位置は分かるか!?」
「それが…残像みたいなのがあちこちにあって、それに邪魔されてて」
「残像…!?」
その時、俺たちの目の前に突然大きな熊が現れた。
驚いて発砲するも、弾はその図体を通り過ぎていく。
陸さんがはっと何かに気づいた。
「みさの能力だ!その場に残る記憶を可視化させるっていう。この熊もきっとそう、だから実体を持たなくて弾も当たらない…それがまこっちゃんの透視を邪魔してるんだ」
みさが、俺たちの邪魔をしている。
唇を噛んだ。
お前はどちら側の人間なのか。もう俺たちのことなどどうでもいいのか。
心まで、あの少年のものになってしまったのか。
「みさ…!」
ふいに、目の前に湧き出るように敵が数十人現れた。
瞬間移動。
本社を壊滅に陥れたあの能力者だ。
「GENERATIONS」
亜嵐さんが静かに指示を出す。7人が足を止めた。
「亜嵐さん!」
「止まんな!走れ!」
遠ざかるその顔には、笑みが浮かんでいた。
「あいつを、頼むよ」
ケンチさんが叫ぶ。
エントランスホールになだれ込んできた敵に、THE SECONDの6人が立ち向かって行った。
そんな、たった6人であの人数を相手にするなんて無茶だ。
それでも壱馬さんは俺の頭を掴んでぐい、と前に向けさせる。
「あの人らなら大丈夫や。行くぞ」
「っ…、はい」
俺たちは螺旋階段を一気に駆け上がった。2階に到達すると、バラバラと敵が現れる。
「三代目 J Soul Brothers。展開しろ!」
直人さんの指示で三代目の7人が一気に広がった。俺たちはその間を走り抜ける。
「任せたぞ」
俺の背中に岩さんの声が届いた。俺は半分だけ振り返って強く頷く。
「慎、目標の位置は分かるか!?」
「それが…残像みたいなのがあちこちにあって、それに邪魔されてて」
「残像…!?」
その時、俺たちの目の前に突然大きな熊が現れた。
驚いて発砲するも、弾はその図体を通り過ぎていく。
陸さんがはっと何かに気づいた。
「みさの能力だ!その場に残る記憶を可視化させるっていう。この熊もきっとそう、だから実体を持たなくて弾も当たらない…それがまこっちゃんの透視を邪魔してるんだ」
みさが、俺たちの邪魔をしている。
唇を噛んだ。
お前はどちら側の人間なのか。もう俺たちのことなどどうでもいいのか。
心まで、あの少年のものになってしまったのか。
「みさ…!」
ふいに、目の前に湧き出るように敵が数十人現れた。
瞬間移動。
本社を壊滅に陥れたあの能力者だ。
「GENERATIONS」
亜嵐さんが静かに指示を出す。7人が足を止めた。
「亜嵐さん!」
「止まんな!走れ!」
遠ざかるその顔には、笑みが浮かんでいた。
「あいつを、頼むよ」