第四章
夢小説設定
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【EXILE THE SECOND】
「おい!本社が中にまで敵に侵入されてるって!」
「それはそれでやばいけどこっちもやばい」
叫んだ啓司に、哲也は歯を食いしばりながら答える。ガリガリと噛み合うナイフ越しに敵と睨み合っている最中だったのだ。
その背後からは前足に包帯を巻いた巨大な豹が飛び出してきた。
「あっ、ねっさん無茶しちゃだめだって!」
「そんなこと言ってる場合かよ…!」
将吉の制止を振り切って豹に変身したネスミスが暴れだす。能力名『Leopard』、海青と同じ獣化系の能力だ。
AKIRAが不在の中たった5人で敵と相対してきたがネスミスは負傷し、全員に疲れが見えていた。
轟音が響く。敵がまとめて吹き飛んだ。
対戦車ロケット弾をガン、と地面についてケンチが叫ぶ。
「ダウンタウンにはAKIRAがいるんだ、何とかなる!俺たちは死にものぐるいでここを守るぞ!」
【三代目 J Soul Brothers】
「くそっ、本社が落ちかけてる」
「なんやて!?直人さんも岩ちゃんも何やってんねん!」
直己に健二郎が怒鳴りつけた。短気な健二郎とて直己に怒っても仕方ないと分かっていたし、普段なら三代目を率いる頼れるリーダーに向かってそんな口はきかなかっただろう。
しかし防御に秀でた能力柄、最前線のギリギリのところで必死に敵を食い止め続け、精根尽きかけた健二郎は誰かに当たらずにはいられなかった。
健二郎の能力、『アイギスの盾』は空中に見えない壁を作り出すという防御に特化したものだ。人手の足りないなかで彼らが戦線を保ってこられたのは健二郎の尽力が大きい。
「能力、『LIGHT>DARKNESS』」
凛とした声が混沌を極める戦場に響く。カッと辺りが真っ白になるほどの光が閃き、次の瞬間には光熱で黒焦げになった敵が何人も転がっていた。
光を自在に操る隆二の力だ。
さらに広臣も引力を操る能力『FULL MOON』敵の自由を奪いながら言う。
「とにかく俺らはここでこいつらを食い止めましょう。EXILEさんを信じるしかない」
「今ここで俺らが負けたら事態はもっと悪化するだけだ」
傷ついた身体を能力で修復しながら、ELLYは西で戦っているはずの同じ能力を持つ弟に思いを馳せた。
「力矢…死ぬんじゃねえぞ」
【GENERATIONS】
「玲於!おい、目ェ覚ませ玲於!」
隼が敵のバールで頭部を殴られ、倒れたまま動かない玲於の名前を叫ぶ。
じわじわと紅い水たまりが広がっていく。
と、ふいにあたりを濃い霧が包んだ。
霧を呼ぶ裕太の能力、『霧笛』だ。
『今のうちに玲於を安全なところへ』
「サンキュー裕太くん!」
メンディーが玲於の身体を軽々抱えあげて霧の向こうへ消えていった。
『玲於は俺が面倒見る!俺らの総本山も大ピンチやってのに今ここが突破されたら取り返しのつかんことになんで!』
高地でスナイパーライフルを構えていた龍友が叫ぶ。その眼下では水でできた巨大な魚が敵数人を丸呑みにしている。
「能力、『Undine』」
戦場の真ん中で、涼太がまっすぐに敵の一群を睨みつけていた。
空気中を漂う水分を集め、自在に操る力。
巨大な魚の腹の中で、敵の男たちが溺れて動かなくなる。
「亜嵐くんが戻ってきた時に『おかえり』って笑って迎えてあげられるように、今俺たちがお前らを殺しておかなくちゃね」
「おい!本社が中にまで敵に侵入されてるって!」
「それはそれでやばいけどこっちもやばい」
叫んだ啓司に、哲也は歯を食いしばりながら答える。ガリガリと噛み合うナイフ越しに敵と睨み合っている最中だったのだ。
その背後からは前足に包帯を巻いた巨大な豹が飛び出してきた。
「あっ、ねっさん無茶しちゃだめだって!」
「そんなこと言ってる場合かよ…!」
将吉の制止を振り切って豹に変身したネスミスが暴れだす。能力名『Leopard』、海青と同じ獣化系の能力だ。
AKIRAが不在の中たった5人で敵と相対してきたがネスミスは負傷し、全員に疲れが見えていた。
轟音が響く。敵がまとめて吹き飛んだ。
対戦車ロケット弾をガン、と地面についてケンチが叫ぶ。
「ダウンタウンにはAKIRAがいるんだ、何とかなる!俺たちは死にものぐるいでここを守るぞ!」
【三代目 J Soul Brothers】
「くそっ、本社が落ちかけてる」
「なんやて!?直人さんも岩ちゃんも何やってんねん!」
直己に健二郎が怒鳴りつけた。短気な健二郎とて直己に怒っても仕方ないと分かっていたし、普段なら三代目を率いる頼れるリーダーに向かってそんな口はきかなかっただろう。
しかし防御に秀でた能力柄、最前線のギリギリのところで必死に敵を食い止め続け、精根尽きかけた健二郎は誰かに当たらずにはいられなかった。
健二郎の能力、『アイギスの盾』は空中に見えない壁を作り出すという防御に特化したものだ。人手の足りないなかで彼らが戦線を保ってこられたのは健二郎の尽力が大きい。
「能力、『LIGHT>DARKNESS』」
凛とした声が混沌を極める戦場に響く。カッと辺りが真っ白になるほどの光が閃き、次の瞬間には光熱で黒焦げになった敵が何人も転がっていた。
光を自在に操る隆二の力だ。
さらに広臣も引力を操る能力『FULL MOON』敵の自由を奪いながら言う。
「とにかく俺らはここでこいつらを食い止めましょう。EXILEさんを信じるしかない」
「今ここで俺らが負けたら事態はもっと悪化するだけだ」
傷ついた身体を能力で修復しながら、ELLYは西で戦っているはずの同じ能力を持つ弟に思いを馳せた。
「力矢…死ぬんじゃねえぞ」
【GENERATIONS】
「玲於!おい、目ェ覚ませ玲於!」
隼が敵のバールで頭部を殴られ、倒れたまま動かない玲於の名前を叫ぶ。
じわじわと紅い水たまりが広がっていく。
と、ふいにあたりを濃い霧が包んだ。
霧を呼ぶ裕太の能力、『霧笛』だ。
『今のうちに玲於を安全なところへ』
「サンキュー裕太くん!」
メンディーが玲於の身体を軽々抱えあげて霧の向こうへ消えていった。
『玲於は俺が面倒見る!俺らの総本山も大ピンチやってのに今ここが突破されたら取り返しのつかんことになんで!』
高地でスナイパーライフルを構えていた龍友が叫ぶ。その眼下では水でできた巨大な魚が敵数人を丸呑みにしている。
「能力、『Undine』」
戦場の真ん中で、涼太がまっすぐに敵の一群を睨みつけていた。
空気中を漂う水分を集め、自在に操る力。
巨大な魚の腹の中で、敵の男たちが溺れて動かなくなる。
「亜嵐くんが戻ってきた時に『おかえり』って笑って迎えてあげられるように、今俺たちがお前らを殺しておかなくちゃね」