第二章
夢小説設定
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今日はとある雑誌の取材&スチール撮影。
ちなみに私の衣装は春らしいイエローが差し色で入ったメンズのスタジャンに少しおへその見える黒いタンクトップ、デニムのショートパンツ、網タイツ。
「これボンレスハムみたいじゃない?」
「いやそれ何回言うんすか。大丈夫ですって。そんなほっそいボンレスハム誰も食べませんよ」
やっぱりボンレスハムじゃん!と私は昂秀を腹パンする。
と、そこへ健太が何やら険しい表情を浮かべてこっちに近づいてきた。
「白奈」
「な、なに」
「そんなえっちなボンレスハムみたいな脚見せてたらダメだよ」
「…」
私のボンレスハムが健太の下腹部に叩きつけられる。
「ぐふぅっ」と呻いて床に崩れ落ちる健太。昂秀は痛そうに首を竦めた。
「今のは健太さんが悪いっす」
「スタイリストさん、次から網タイツはやめてください。あとへそ出しとショートパンツも恥ずかしいです」
私は肌見せとか身体のラインが出る格好は恥ずかしいから、基本的にメンズのぶかっとした服しか着ない。
それを分かってるスタイリストさんがわざとこういう女の子らしいセクシーな服を用意するのだ。
「やだ…網タイツはいて…」
「うるせぇ」
楽屋の床に転がる健太をもう一度げしっと蹴る。と、取材スタッフさんが楽屋に顔を出して声をかけた。
「それじゃあお一人ずつ取材させていただきまーす。まず…神谷さん」
「ほら健太呼ばれてるよ、行ってこい」
お腹を押さえてフラフラ楽屋を出ていく健太。
ちょっと強く蹴りすぎたかな?と心配になって、取材の様子をこっそり覗きに行った。
「ええと。メンバーの方それぞれとの関係性をお伺いしたいんですけれども…まずは、THE RAMPAGEにはおひとりだけ女性のパフォーマーとして雪平さんがいらっしゃいますが、神谷さんとは同い年ですよね。とても仲がいいと伺っているのですが」
「いや、仲がいいっていうか俺が構って構ってするのをあいつが冷たく…こう、ぺいってしてくるんです。ツンデレなのかな」
いやツンデレじゃねーわ。単純にうざいだけだわ。
「じゃあ、言葉は悪いですが嫌われている、ということですかね?」
記者の女の人が冗談交じりに尋ねたその言葉。
それが、健太のスイッチを入れた。
「嫌われてる?俺が?」
あ、まずい。
「じゃあ聞きますけどあいつの満面の笑み見たことあります?無いですよね?あいつ俺たちの前か踊ってる時しか全力では笑わないんですよ。この笑顔がまっっっじで可愛くて、ファンのみなさんに見せられないのが残念なんですけどでもずっと俺にだけ見せてくれればいいかなって思うんです。見たいですか?」
「え?え、えぇそうですね、はい、」
「見せないんすけどね。そもそもあいつ人見知りだから。結成当初は俺にも人見知りしてて、ずっと怖い顔してて近寄りがたかったんですけどでも合宿のあたりからすごい意気投合しちゃって。俺のお酒のペースについてきれくれるのメンバーでは白奈だけだから、しょっちゅう2人で飲みに行くんです。2人の時しかできない話とかもあるんですけど、聞きたいですか?」
「え?え、えぇぜひお聞きしたいですはい、」
「言わないんすけどね。俺と白奈だけの秘密ですから。ここで言ったら秘密じゃなくなっちゃうじゃないですか」
「え?え、えぇ確かにそうですね」
「で、何でしたっけ、白奈が俺を嫌ってる話?」
「私が悪かったです本当にすみませんでしたお二人はとても仲がよろしいんですね」
扉のところからこっそり覗いていた私は恐怖に身体を震わせる。
たまたま通りかかって話を聞いていた翔平が同情を顔に浮かべて私の肩をぽん、と叩いた。
「白奈さん…ファイト!」
ちなみに私の衣装は春らしいイエローが差し色で入ったメンズのスタジャンに少しおへその見える黒いタンクトップ、デニムのショートパンツ、網タイツ。
「これボンレスハムみたいじゃない?」
「いやそれ何回言うんすか。大丈夫ですって。そんなほっそいボンレスハム誰も食べませんよ」
やっぱりボンレスハムじゃん!と私は昂秀を腹パンする。
と、そこへ健太が何やら険しい表情を浮かべてこっちに近づいてきた。
「白奈」
「な、なに」
「そんなえっちなボンレスハムみたいな脚見せてたらダメだよ」
「…」
私のボンレスハムが健太の下腹部に叩きつけられる。
「ぐふぅっ」と呻いて床に崩れ落ちる健太。昂秀は痛そうに首を竦めた。
「今のは健太さんが悪いっす」
「スタイリストさん、次から網タイツはやめてください。あとへそ出しとショートパンツも恥ずかしいです」
私は肌見せとか身体のラインが出る格好は恥ずかしいから、基本的にメンズのぶかっとした服しか着ない。
それを分かってるスタイリストさんがわざとこういう女の子らしいセクシーな服を用意するのだ。
「やだ…網タイツはいて…」
「うるせぇ」
楽屋の床に転がる健太をもう一度げしっと蹴る。と、取材スタッフさんが楽屋に顔を出して声をかけた。
「それじゃあお一人ずつ取材させていただきまーす。まず…神谷さん」
「ほら健太呼ばれてるよ、行ってこい」
お腹を押さえてフラフラ楽屋を出ていく健太。
ちょっと強く蹴りすぎたかな?と心配になって、取材の様子をこっそり覗きに行った。
「ええと。メンバーの方それぞれとの関係性をお伺いしたいんですけれども…まずは、THE RAMPAGEにはおひとりだけ女性のパフォーマーとして雪平さんがいらっしゃいますが、神谷さんとは同い年ですよね。とても仲がいいと伺っているのですが」
「いや、仲がいいっていうか俺が構って構ってするのをあいつが冷たく…こう、ぺいってしてくるんです。ツンデレなのかな」
いやツンデレじゃねーわ。単純にうざいだけだわ。
「じゃあ、言葉は悪いですが嫌われている、ということですかね?」
記者の女の人が冗談交じりに尋ねたその言葉。
それが、健太のスイッチを入れた。
「嫌われてる?俺が?」
あ、まずい。
「じゃあ聞きますけどあいつの満面の笑み見たことあります?無いですよね?あいつ俺たちの前か踊ってる時しか全力では笑わないんですよ。この笑顔がまっっっじで可愛くて、ファンのみなさんに見せられないのが残念なんですけどでもずっと俺にだけ見せてくれればいいかなって思うんです。見たいですか?」
「え?え、えぇそうですね、はい、」
「見せないんすけどね。そもそもあいつ人見知りだから。結成当初は俺にも人見知りしてて、ずっと怖い顔してて近寄りがたかったんですけどでも合宿のあたりからすごい意気投合しちゃって。俺のお酒のペースについてきれくれるのメンバーでは白奈だけだから、しょっちゅう2人で飲みに行くんです。2人の時しかできない話とかもあるんですけど、聞きたいですか?」
「え?え、えぇぜひお聞きしたいですはい、」
「言わないんすけどね。俺と白奈だけの秘密ですから。ここで言ったら秘密じゃなくなっちゃうじゃないですか」
「え?え、えぇ確かにそうですね」
「で、何でしたっけ、白奈が俺を嫌ってる話?」
「私が悪かったです本当にすみませんでしたお二人はとても仲がよろしいんですね」
扉のところからこっそり覗いていた私は恐怖に身体を震わせる。
たまたま通りかかって話を聞いていた翔平が同情を顔に浮かべて私の肩をぽん、と叩いた。
「白奈さん…ファイト!」