日常
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「すっげぇええええええええ!!!!!!!!!超豪華ディナー!!!!!!!!!」
翔平が飛び跳ねながら叫んだ。みんなも口々に美味しそうと言って笑顔になってくれているので一安心だ。
「ミュージックビデオ撮影お疲れ様&遅ればせながらメジャーデビュー決定おめでとう~!!」
ほらほら座って、とみんなを促すとみんなが思い思いの席についた。いつものように力也さんがいただきますの掛け声をかける。
「みさ、本当にありがとう!みんな残さず食べるように!いただきます!!」
「「いただきまーす!!!!!」」
1時間後。
「腹いっぱいー…幸せ…」
ソファに寝転がってお腹をさする拓磨の隣では龍がはやくもうとうとし始めている。赤ちゃんか。
「手伝う」
「壱馬。いいよ、疲れてるだろうし」
皿洗いをしていた私の隣に立って、壱馬がパーカーの袖をぐいっと捲った。
「みさだって疲れとるやろ。こんなにいっぱいメシ作ってくれて、部屋も綺麗になっとるし。全部ひとりでやるの、めっちゃ大変やん。だからお互い様」
綺麗な顔でにこりと微笑まれては反論できない。私は顔に熱が集まってくるのを誤魔化すように顔を俯けてシンクの前から一歩横にずれた。
「じゃ、じゃあお皿洗ってくれる?私が拭いて片付けるから」
「ん」
かちゃ、かちゃり
壱馬が洗ってくれたお皿を棚に仕舞いながら考える。
何で壱馬に笑いかけられると顔が熱くなるんだろう?あんまり綺麗な顔してるから?
…それだけ?
「みさ?」
「は、はいッ!」
「ぼーっとして、よっぽど疲れとるんと違う?無理はあかんで」
「あ、ううん、違う。考えごとしてた」
「無い頭使って?」
「これでも四大卒のそこそこエリートですぅ」
「うっわムカつく」
おりゃ、と壱馬の泡だらけの人差し指が私の鼻の頭をつついた。
「わ、ちょ、泡付いた!」
「ははっ、似合ってんで」
「取ってよ!」
「はいはい」
今度はティッシュで視界が真っ白になる。
と、思ったら。
ぱっとティッシュが離れ、至近距離に壱馬の顔。
「ばぁっ」
「ひゃああッ!?」
とっさに飛び退ったけど、心臓がばくばくしてる。
「おい、いちゃついてんなよそこ!」
陣さんの鋭いツッコミが飛んできたが、私にはよく聞こえていなかった。
き、キスされるかと思った…
翔平が飛び跳ねながら叫んだ。みんなも口々に美味しそうと言って笑顔になってくれているので一安心だ。
「ミュージックビデオ撮影お疲れ様&遅ればせながらメジャーデビュー決定おめでとう~!!」
ほらほら座って、とみんなを促すとみんなが思い思いの席についた。いつものように力也さんがいただきますの掛け声をかける。
「みさ、本当にありがとう!みんな残さず食べるように!いただきます!!」
「「いただきまーす!!!!!」」
1時間後。
「腹いっぱいー…幸せ…」
ソファに寝転がってお腹をさする拓磨の隣では龍がはやくもうとうとし始めている。赤ちゃんか。
「手伝う」
「壱馬。いいよ、疲れてるだろうし」
皿洗いをしていた私の隣に立って、壱馬がパーカーの袖をぐいっと捲った。
「みさだって疲れとるやろ。こんなにいっぱいメシ作ってくれて、部屋も綺麗になっとるし。全部ひとりでやるの、めっちゃ大変やん。だからお互い様」
綺麗な顔でにこりと微笑まれては反論できない。私は顔に熱が集まってくるのを誤魔化すように顔を俯けてシンクの前から一歩横にずれた。
「じゃ、じゃあお皿洗ってくれる?私が拭いて片付けるから」
「ん」
かちゃ、かちゃり
壱馬が洗ってくれたお皿を棚に仕舞いながら考える。
何で壱馬に笑いかけられると顔が熱くなるんだろう?あんまり綺麗な顔してるから?
…それだけ?
「みさ?」
「は、はいッ!」
「ぼーっとして、よっぽど疲れとるんと違う?無理はあかんで」
「あ、ううん、違う。考えごとしてた」
「無い頭使って?」
「これでも四大卒のそこそこエリートですぅ」
「うっわムカつく」
おりゃ、と壱馬の泡だらけの人差し指が私の鼻の頭をつついた。
「わ、ちょ、泡付いた!」
「ははっ、似合ってんで」
「取ってよ!」
「はいはい」
今度はティッシュで視界が真っ白になる。
と、思ったら。
ぱっとティッシュが離れ、至近距離に壱馬の顔。
「ばぁっ」
「ひゃああッ!?」
とっさに飛び退ったけど、心臓がばくばくしてる。
「おい、いちゃついてんなよそこ!」
陣さんの鋭いツッコミが飛んできたが、私にはよく聞こえていなかった。
き、キスされるかと思った…