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『おっみさ~ハイサーイ!』
「ハイサイ瑠唯くん!元気?静岡公演どうだった?」
『元気元気。最高にぶち上がったよ』
ライブ終了直後の楽屋で、瑠唯くんがテレビ電話をしてくれる。私が寂しくないようにと配慮してくれる瑠唯くんは本当に優しい。
『えっみさ!?俺も俺も!俺も会いたい!』
そこへバタバタと健太くんがフレームイン。ハイサイコンビだ。
『次東京だし明日には寮に戻れるよ~!待ってろよ寂しがり屋!』
「あはは、楽しみに待っとく」
明るい健太くんの笑顔につられて私も笑う。
ようやくみんなに会える。でも、それがちょっと不安でもあった。
今の私が抱えるこの悩みを、みんなにどう伝えよう。
そもそも私はどうしたいのだろう。
『…みさ?』
「…あ、うん?どうしたの?」
カメラ越しに瑠唯くんが心配そうな視線を向けていた。
『何か元気ない』
『えっ何?何かあった?』
「そ、そんなことないよ!みんながいないからテンションが上がらないだけ」
『…そっか』
『明日東京着いたら速攻で会いに行くから!みんなで!ピアノ弾いてな!』
「…うん、ありがとう」
健太くんがカメラを後ろに向けると着替えをしていたみんながわーっと手を振ってくれる。壱馬もいて、何だかいつもより柔らかい笑顔でピースサインをしてくれていた。
とくん、心臓が跳ねる。
通話が切れた。大きく息を吐いてダイニングの机に突っ伏する。
壱馬の笑顔、それからピアノ。
「どうしちゃったんだろう私…」
「ハイサイ瑠唯くん!元気?静岡公演どうだった?」
『元気元気。最高にぶち上がったよ』
ライブ終了直後の楽屋で、瑠唯くんがテレビ電話をしてくれる。私が寂しくないようにと配慮してくれる瑠唯くんは本当に優しい。
『えっみさ!?俺も俺も!俺も会いたい!』
そこへバタバタと健太くんがフレームイン。ハイサイコンビだ。
『次東京だし明日には寮に戻れるよ~!待ってろよ寂しがり屋!』
「あはは、楽しみに待っとく」
明るい健太くんの笑顔につられて私も笑う。
ようやくみんなに会える。でも、それがちょっと不安でもあった。
今の私が抱えるこの悩みを、みんなにどう伝えよう。
そもそも私はどうしたいのだろう。
『…みさ?』
「…あ、うん?どうしたの?」
カメラ越しに瑠唯くんが心配そうな視線を向けていた。
『何か元気ない』
『えっ何?何かあった?』
「そ、そんなことないよ!みんながいないからテンションが上がらないだけ」
『…そっか』
『明日東京着いたら速攻で会いに行くから!みんなで!ピアノ弾いてな!』
「…うん、ありがとう」
健太くんがカメラを後ろに向けると着替えをしていたみんながわーっと手を振ってくれる。壱馬もいて、何だかいつもより柔らかい笑顔でピースサインをしてくれていた。
とくん、心臓が跳ねる。
通話が切れた。大きく息を吐いてダイニングの机に突っ伏する。
壱馬の笑顔、それからピアノ。
「どうしちゃったんだろう私…」