星神は夢魔に願う
「もしもし~?ってあれ?かぐら君?念話なんて珍しいね~?どうしたの~?」
「ほんと変わんないよねヴェル姉」
かつては漣の国の王女として、僕たちを襲ったもの。
そして僕を操り、桃源郷を滅ぼそうとしたもの。
それがこの温厚な少女…ヴェルである。
クウの厚意により、桃源郷にはとどまることは許されたものそのした罪の大きさは重く、桃源郷の仕事は全てはじかれてしまい、空間にも長くは入れないので、今は桃源郷の郊外の島、空鳴島でバイトと地下アイドルの仕事で食いつないでる。
「…実はちょっと聞きたいことがあって…今これる?」
「ただごとじゃないね、おっけー。ちょっと待ってて」
その声が聞こえた後、本殿にあった小さな池が一瞬波打ち、姿を現した。
「ふぃ~、おまたせ~」
「水の中・・」
「ローザ一回黙って!!!!!」
ローザが放送禁止用語を言おうとしたので
一発殴った。
「…話ってなぁに?」
「この部分の文章なんだけど…ヴェルのところの言語じゃないのかなーって。分かる?」
「なるほどねぇ・・・ふむふむ・・・」
ヴェルは渡した紙をまじまじと見つめ、一呼吸おいてからこう答えた。
「かぐら君…これ…術式が掛かってる。さっき読み解いた文章と矛盾してる」
僕は驚きを隠せず、声も出なかった。
「解けそうなところは解いたけど・・・聞く?」
「うん」
そして彼女からは本当の文章を教えてもらった。
漣の王国のことを書いたのは桃源郷の護衛を欺くためのフェイク。
彼らがそちら側に言っている間にこの国の魂ごと乗っ取ろう、という作戦のメモがきだった。
「んでもこれはまだ実験段階だったみたい。その証拠にさ…当たり血まみれじゃん、ばれちゃったんだよ、だからもみ消そうとしたんじゃない?」
犯人はこれ以上の事をしようとしている、出来る限りのことは私も手伝うね、と言い、空鳴島へ帰っていった。
この惨状を起こした主は何を企んでいるのか。
そう思いながら壁に埋まっていたローザの目を見ると、
旋風色に一瞬染まっていた。
まるでこの世界全てを憎むかのように。
「…ローザ?」
「?」
そんなわけないよね。
僕はローザに一抹の不安を抱えながら、これ以上の悲劇が起きないよう祈りながら。
僕たちは冥界を後にした。
「ほんと変わんないよねヴェル姉」
かつては漣の国の王女として、僕たちを襲ったもの。
そして僕を操り、桃源郷を滅ぼそうとしたもの。
それがこの温厚な少女…ヴェルである。
クウの厚意により、桃源郷にはとどまることは許されたものそのした罪の大きさは重く、桃源郷の仕事は全てはじかれてしまい、空間にも長くは入れないので、今は桃源郷の郊外の島、空鳴島でバイトと地下アイドルの仕事で食いつないでる。
「…実はちょっと聞きたいことがあって…今これる?」
「ただごとじゃないね、おっけー。ちょっと待ってて」
その声が聞こえた後、本殿にあった小さな池が一瞬波打ち、姿を現した。
「ふぃ~、おまたせ~」
「水の中・・」
「ローザ一回黙って!!!!!」
ローザが放送禁止用語を言おうとしたので
一発殴った。
「…話ってなぁに?」
「この部分の文章なんだけど…ヴェルのところの言語じゃないのかなーって。分かる?」
「なるほどねぇ・・・ふむふむ・・・」
ヴェルは渡した紙をまじまじと見つめ、一呼吸おいてからこう答えた。
「かぐら君…これ…術式が掛かってる。さっき読み解いた文章と矛盾してる」
僕は驚きを隠せず、声も出なかった。
「解けそうなところは解いたけど・・・聞く?」
「うん」
そして彼女からは本当の文章を教えてもらった。
漣の王国のことを書いたのは桃源郷の護衛を欺くためのフェイク。
彼らがそちら側に言っている間にこの国の魂ごと乗っ取ろう、という作戦のメモがきだった。
「んでもこれはまだ実験段階だったみたい。その証拠にさ…当たり血まみれじゃん、ばれちゃったんだよ、だからもみ消そうとしたんじゃない?」
犯人はこれ以上の事をしようとしている、出来る限りのことは私も手伝うね、と言い、空鳴島へ帰っていった。
この惨状を起こした主は何を企んでいるのか。
そう思いながら壁に埋まっていたローザの目を見ると、
旋風色に一瞬染まっていた。
まるでこの世界全てを憎むかのように。
「…ローザ?」
「?」
そんなわけないよね。
僕はローザに一抹の不安を抱えながら、これ以上の悲劇が起きないよう祈りながら。
僕たちは冥界を後にした。
