二次創作(おそ松さん)
卒業試験が終わり、数日後。
見習いサンタ達は、紆余曲折あったが、無事に卒業試験に合格し、そして今日少年達は、晴れて卒業の日を迎えた。
『先生!今までお世話になりました!』
『ここまで来れたのもサンタ先生のおかげです!』
ここまで私のことを師と慕ってくれると、感慨深いものがある。
生徒と話したりしていると、いつの間にか人は疎らになっていた。
そっか、卒業式だもんね。
少し寂しくなるな、と思い、職員室に戻ろうとすると、
『てん…先生!!』
黒縁メガネを掛けた『元』見習いサンタの1人が声を掛けて来てくれた。
『松野君?わざわざ来てくれたの?』
『はい!その…卒業試験の時の…どうしてもお礼が言いたくて』
照れくさそうに言う彼の服は卒業試験の時のサンタ服ではなく、真っ赤なお揃いのサンタ服に身を包んでいた。
赤いサンタ服は一人前の証だ。
『お礼って…先生大したことしてないよぉ』
『いえ!ここは一人前のサンタとして、ケジメをつけたくて…試験の時、僕を…いえ、僕達を、導いてくれて、ありがとうございました!貴方の助けが無ければ…きっと、受かっていなかった。だから…その…う~ん…』
『おーい!チョロ松!集合写真撮ろうぜ!置いてくぞ~!
』
『一緒に撮ろうよ!』
『最高のナイスショット撮ろうぜ!』
『待たせんじゃねぇぞ…ゴラァ?』
『チョロ松兄ちゃんがプレゼント置いた子が一緒に撮りたいんだって!早く早くぅ!』
『あ、おい待てって!…すいません、これで失礼しますっ!
また、いつか、会いましょうね!約束ですよ、サンタ先生!!』
彼はそう言うと足早に去っていった。
私は静かになった校内を周り、『あの場所』に私は行った。
あの日、あの夢で見た場所。
階段を登り、場所に着くと、
『お疲れ、せんせ。』
『…チョロ松くん。』
深紅のサンタ服に、織部色のローブを羽織った彼はそこで待っていてくれた。
『他のみんなは?別に待っていなくても大丈夫だったのに…何だか悪いねぇ』
『あいつらなら飲み行ったよ。相変わらずだわ。ったく…まだ俺ら仕事あるんだよ?
…で、上手くやってけそう?「こっちの世界の僕達」は?』
『…うん。時間はかかると思うけど、きっと、大丈夫。試験で見ていても思ったもん。彼らなら、どんな困難も乗り越えられるって。』
『分かっているね。流石だよ、『のぞみ』。』
『…照れるから名前で呼ばないでよぉ…もう!』
『ごめんて』
私達はこの世界に最初からいた訳では無い。
度重なる運命が導き会い、この世界に『サンタ先生』として降り立った。
この世界の私達があの時みたいに交わることは無いけど、
『あ、雪だ』
『ほんとだ。綺麗だねぇ…』
初雪が降り積もる、学び舎で何処かに居る彼らに思いを馳せ、私達は過ごしていく。
何処か遠くから、小さい鈴の音が雪の音に混じり、聞こえてきた。
またいつか、どこかで会えますように。
見習いサンタ達は、紆余曲折あったが、無事に卒業試験に合格し、そして今日少年達は、晴れて卒業の日を迎えた。
『先生!今までお世話になりました!』
『ここまで来れたのもサンタ先生のおかげです!』
ここまで私のことを師と慕ってくれると、感慨深いものがある。
生徒と話したりしていると、いつの間にか人は疎らになっていた。
そっか、卒業式だもんね。
少し寂しくなるな、と思い、職員室に戻ろうとすると、
『てん…先生!!』
黒縁メガネを掛けた『元』見習いサンタの1人が声を掛けて来てくれた。
『松野君?わざわざ来てくれたの?』
『はい!その…卒業試験の時の…どうしてもお礼が言いたくて』
照れくさそうに言う彼の服は卒業試験の時のサンタ服ではなく、真っ赤なお揃いのサンタ服に身を包んでいた。
赤いサンタ服は一人前の証だ。
『お礼って…先生大したことしてないよぉ』
『いえ!ここは一人前のサンタとして、ケジメをつけたくて…試験の時、僕を…いえ、僕達を、導いてくれて、ありがとうございました!貴方の助けが無ければ…きっと、受かっていなかった。だから…その…う~ん…』
『おーい!チョロ松!集合写真撮ろうぜ!置いてくぞ~!
』
『一緒に撮ろうよ!』
『最高のナイスショット撮ろうぜ!』
『待たせんじゃねぇぞ…ゴラァ?』
『チョロ松兄ちゃんがプレゼント置いた子が一緒に撮りたいんだって!早く早くぅ!』
『あ、おい待てって!…すいません、これで失礼しますっ!
また、いつか、会いましょうね!約束ですよ、サンタ先生!!』
彼はそう言うと足早に去っていった。
私は静かになった校内を周り、『あの場所』に私は行った。
あの日、あの夢で見た場所。
階段を登り、場所に着くと、
『お疲れ、せんせ。』
『…チョロ松くん。』
深紅のサンタ服に、織部色のローブを羽織った彼はそこで待っていてくれた。
『他のみんなは?別に待っていなくても大丈夫だったのに…何だか悪いねぇ』
『あいつらなら飲み行ったよ。相変わらずだわ。ったく…まだ俺ら仕事あるんだよ?
…で、上手くやってけそう?「こっちの世界の僕達」は?』
『…うん。時間はかかると思うけど、きっと、大丈夫。試験で見ていても思ったもん。彼らなら、どんな困難も乗り越えられるって。』
『分かっているね。流石だよ、『のぞみ』。』
『…照れるから名前で呼ばないでよぉ…もう!』
『ごめんて』
私達はこの世界に最初からいた訳では無い。
度重なる運命が導き会い、この世界に『サンタ先生』として降り立った。
この世界の私達があの時みたいに交わることは無いけど、
『あ、雪だ』
『ほんとだ。綺麗だねぇ…』
初雪が降り積もる、学び舎で何処かに居る彼らに思いを馳せ、私達は過ごしていく。
何処か遠くから、小さい鈴の音が雪の音に混じり、聞こえてきた。
またいつか、どこかで会えますように。
