このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

二次創作(太鼓の達人)



注意
妄想創造設定が多めです

ストーリー編、及び決定版本編ネタバレを含みます

それでも大丈夫な方はこのままお進みください.


某日。
「一週間後なのにすごく盛り上がってるな!」
「ノリノリだドン!」



オミコシティでは、オミコシスターズの大型ライブが一週間後に控えており、会場を撮影する人や屋台で大盛りがりだ。
「今回の大型ライブは全世界で配信するんだって!ここまで大掛かりなライブ滅多にやらないから楽しみ過ぎるよ!」

やまとは興奮気味にそう語る。
それもそのはず、今までのオミコシスターズのライブはオミコシティのみで行っていたが、フェスティバル、そして先日のコタロウの兄、リュウタロウとの演奏対決を遥か遠くの国、太鼓界の使者がお忍びで見ていたらしく、今回、世界の垣根を超えたライブ配信が決定したのだ。

同時刻 ヤグラカンパニー。


「シド、これって…」

応接室のテーブルには、ヤグラカンパニー宛に届いた一通の手紙をオミコシティ新社長ーシドと、オミコシスターズメンバー、そして、シドの姉、フアは見つめた。

大型ライブが決まった日の翌日、ヤグラカンパニー宛に「ライブを中止にしないとこの街を壊す」という内容の脅迫状が届いたのだ。

「最初はいたずらだと思ってたが…最近の被害を考えると…」

シドはそう言い、言葉を詰ませる。実際に、脅迫状が届いてからすぐ、謎の落雷被害が頻発しているのだ。
街の安全も大事だが、何より、ファンを悲しませたくないしこの街を盛り上げたい。

ぽつり、ぽつりと言いながらシドの目には涙が溜まっていた。

「シド、大丈夫、大丈夫〜。シドの気持ち、私は分かってるし…それに…まだ希望はあると思うなぁ」

フアは優しくシドの頭を撫で、窓を開けた。

びゅう、と一陣の一番風が部屋に入った。


「…ああ。」

迷いのない一陣の風は、二人を鼓舞するかのように街に掛けて行った





???




やっぱりいない。


時空の歪みを追って来たけど霊気の反応が全くない。


風に紛れ淡い藤色の髪を揺らし、彼は探す。


ううん、こんなんで諦めちゃだめだ、だってーーーは・・・

そう思った刹那。体力が尽き、上空からゆっくりと落ちていく。

お願い、生きていて。


朦朧とする意識の中、彼はそう強く願い、意識は途絶えた。

6/7ページ
スキ