二次創作(太鼓の達人)
注意
妄想創造設定が多めです
ストーリー編、及び決定版本編ネタバレを含みます
それでも大丈夫な方はこのままお進みください.
某日。
「一週間後なのにすごく盛り上がってるな!」
「ノリノリだドン!」
オミコシティでは、オミコシスターズの大型ライブが一週間後に控えており、会場を撮影する人や屋台で大盛りがりだ。
「今回の大型ライブは全世界で配信するんだって!ここまで大掛かりなライブ滅多にやらないから楽しみ過ぎるよ!」
やまとは興奮気味にそう語る。
それもそのはず、今までのオミコシスターズのライブはオミコシティのみで行っていたが、フェスティバル、そして先日のコタロウの兄、リュウタロウとの演奏対決を遥か遠くの国、太鼓界の使者がお忍びで見ていたらしく、今回、世界の垣根を超えたライブ配信が決定したのだ。
同時刻 ヤグラカンパニー。
「シド、これって…」
応接室のテーブルには、ヤグラカンパニー宛に届いた一通の手紙をオミコシティ新社長ーシドと、オミコシスターズメンバー、そして、シドの姉、フアは見つめた。
大型ライブが決まった日の翌日、ヤグラカンパニー宛に「ライブを中止にしないとこの街を壊す」という内容の脅迫状が届いたのだ。
「最初はいたずらだと思ってたが…最近の被害を考えると…」
シドはそう言い、言葉を詰ませる。実際に、脅迫状が届いてからすぐ、謎の落雷被害が頻発しているのだ。
街の安全も大事だが、何より、ファンを悲しませたくないしこの街を盛り上げたい。
ぽつり、ぽつりと言いながらシドの目には涙が溜まっていた。
「シド、大丈夫、大丈夫〜。シドの気持ち、私は分かってるし…それに…まだ希望はあると思うなぁ」
フアは優しくシドの頭を撫で、窓を開けた。
びゅう、と一陣の一番風が部屋に入った。
「…ああ。」
迷いのない一陣の風は、二人を鼓舞するかのように街に掛けて行った
???
やっぱりいない。
時空の歪みを追って来たけど霊気の反応が全くない。
風に紛れ淡い藤色の髪を揺らし、彼は探す。
ううん、こんなんで諦めちゃだめだ、だってーーーは・・・
そう思った刹那。体力が尽き、上空からゆっくりと落ちていく。
お願い、生きていて。
朦朧とする意識の中、彼はそう強く願い、意識は途絶えた。
