ご利用は計画的に

  ご利用は計画的に 17 



※R18表現なのでご注意ください。

















「ん…っ、んん……っ」

口づけをしながらアスランの骨ばった手がカガリの服を脱がしにかかる。
その手つきの早急さと乱暴さに、カガリの恐怖は高まった。

「待て、アスラ、ああ……っ」

下着とニットを捲し上げられ、剥き出しにされた胸の先端がアスランの口に含まれ、カガリは高い声を上げた。

「ああ、ふっ、ん……っ」

舌先でつつかれ舐めまわされ、甘噛みされては、強く吸い上げられ、アスランによって快楽を教え込まれた身体はびくびくと反応する。
いつのまにかベルトを外されパンツスーツが脱がされると、カガリは腕を伸ばし、次いでストッキングにかかった手を止めようとした。

「お前、ちょっと待っ……」

ビリっと布が裂ける音がして、カガリは身体を固くした。
アスランがカガリの静止を振り切り、無理やりストッキングを下ろしたため、その衝撃でストッキングが破れた音だった。
衝撃を受けるカガリだったが、アスランはそのまま乱暴にストッキングとショーツおろし、カガリの足を割り開いた。

「ひ……っ」

いつまで経っても秘部を曝すことに慣れないカガリに、アスランは見せつけるようにゆっくりと顏を近づけ、割れ目をつうっと舐め上げた。

「あ……っ」

ぴくりと反応したカガリの秘部を幾度となくなぞる。
甘い刺激にカガリの抵抗は完全に無くなり、アスランの舌に合せて高い声をあげた。
桃色の花園にじわりと蜜が滲みはじめると、アスランは立ち上がった花芽を舌先でつついた。

「ひゃっ」

鋭い刺激にカガリの身体が震えた。
アスランは狙いを花芽に定めて、カガリの腰が逃げないようしっかりと固定すると、本格的に花芽をいじり始めた。

「んあ……っ、あ、あ、んんっ」

太ももをしっかりと押さえつけられ、ただ愛撫を受け続けるしかないカガリが上半身をくねらせ悶えるたびに、甘い蜜がとろとろと垂れてくる。

「はあっ、やだあ……、んっ」

カガリはひたすら快楽に翻弄され、アスランがどこかおかしいことを思い出す余裕もなく、絶頂の淵に足をかけていた。

「はあ…んっ、あっあっ、やめ……あっ、―――んっ」

びくんと身体をしならせ、カガリの視界は真っ白になった。
達すると同時に全身が硬直し、普段であればそのまま力が徐々に抜けていくのだが。

「ひっ……、何でっ、やだっ!やめろっ」

カガリが果てたにもかかわらず、アスランは花芽への愛撫をやめない。

「はああっ!いやっ、いやああっ」

放り出された感覚を落ち着かせることが出来ず高みに留まったまま、更なる愛撫が施される。
あまりの苦しさにカガリの身体はアスランから逃れようとのた打ち回った。
しかし、アスランはがっちりとカガリの腰をつかみ、色づいた花芽を嬲り続ける。

「やめっ、今、あっ…ああっ、イっ」

今イッてるからと言いかけて、その言葉の恥ずかしさに気が付いて、カガリは何とか声を飲み込んだ。
シーツにいくつも波を作り、どうしてと思いながら、カガリの目尻から一筋の涙が零れ落ちた。
いつもであればアスランは、カガリが気をやった後、落ち着くのを待っていてくれるのに。
果てたことに気が付いていないのか。
いや、自分のこの醜態を見れば分からないはずがない。

「駄目、またイっ……、ああ――――っ」

思い切り体をしならせ、カガリの意識は再び宙に持って行かれる。
数回にわたり愛液がぷしゃっと勢いよく噴き出され、アスランの顏を汚したが、それでもアスランは足の間から顏をあげなかった。

「いや――――――――っ」

二度目の絶頂に押し上げられているのに、アスランは執拗に花芽をいじり続ける。

「やめろ―――――っ!いやいやいやああああっ」

愛撫から逃れようと激しくのたうちまわるカガリを恐ろしい力で押さえつけ、じゅるじゅると捕えた獲物の血をすする獰猛な肉食獣のように、アスランは花芽をいたぶり続ける。
苦しすぎる快楽に、カガリの全身から汗が吹き出した。

「もう駄目っ、駄目っ!あっあっ、――――――――っ」

三度目の大きな快楽の波に飲み込まれ、もはや声も出ない程の絶頂を迎えると、カガリの意識は完全に焼き尽くされ、嬲り続けた花芽をアスランがやっと解放したことにも気が付かなかった。

「あっ…、あっ…ああ……」

ベッドに手足を投げ出し、ぴくぴくと身体を痙攣させ、その震えに合わせて愛液がこぷこぷと噴き出される。
嬲られ続けた花芽は痛々しいほど真っ赤に腫れ上がっており、金色の目は何も映しておらず、焦点があっていなかった。
いまだ白い世界に放り出されたままのカガリに、アスランによって再び足を広げられたことに気が付く余裕があるはずもなかった。

「いやああ―――――――――っ」

とろとろに溶けた蜜壺に、容赦なくアスランの雄が突き入れられ、下腹部に稲妻が落ちたかのように、カガリの身体に激しい衝撃が走った。

「はあっ、うっ…あ…っあああっ!」

目の前に火花が散って、訳も分からず、逃れようとくねる身体に、アスランの逞しい腕が絡みつく。
その体温と男の身体の感触だけでも、恐ろしい程に敏感になっているカガリの身体はぴくぴくと震え、小さな絶頂を繰り返す。

「あっ、あっ、いやあっ、いや―――っ」

「凄い締め付けだな」

苦しすぎてボロボロと大粒の涙をこぼすカガリにかまわず、アスランは腰を振り始めた。

「あんっ、あっ、うん……っ」

奥に突き入れられるたびに絶頂を繰り返し、もはや方向感覚も平衡感覚も無くなっていた。

「駄目っ、駄目っ、おかしく、なるっ、苦しっ、いやあっ」

暴力的な快楽に苛まわれ、陸に打ち上げられた魚のようにカガリの身体が跳ねる。
激しく収縮する蜜壺は雄をこれでもかと言う程食い締め、アスランに途方もない快感を与え、限界を感じたアスランは雄を思い切り奥へ突き上げた。

「ああ――――――っ」

「うっ」

繋がった部分から快楽を超えた圧倒的な衝撃がカガリの身体の全身に伝わり、今までよりもさらに高く遠くへ意識を持って行かれる。
どくどくと熱い欲を流し込まれながら、身体を痙攣させ、度重なる絶頂に消耗しきったカガリはついにそのまま意識を失った。
そうしてやっと凶暴な快楽から解放されたカガリだったが、数秒後に身体を襲った激しい衝撃に無理やり覚醒させられた。

「あっ、何でっ…、いやあっ」

「まだ始まったばかりじゃないか」

そう言ってカガリを見下ろすアスランの美しい顏に、カガリは身の危険を感じた。

「もう無理…っ、あ、…んっ、はああ…っ」

カガリが泣いて許しを請わなくても、カガリの状態を見れば、とっくに限界を超えていることなど容易に分かるはずなのに、アスランはカガリを解放することなく、その後も極限状態まで追い込みながら、カガリを抱き続けた。
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