｢今日はいつもより明るいな、ハロウィンだからか？｣

｢ええ、そんなところです｣

｢お菓子もいつもより多いしな｣

｢月くんからくれてもいいんですよ｣

｢バレンタインみたいなこと言うな｣

｢いいじゃないですかハロウィンくらい。さあ月くん、あなたはトリックオアトリート、どちらがいいですか？｣

｢…コンビニスイーツでいいか？｣

｢もちろん｣

｢お前も一緒に行くんだからな｣

｢この鎖がある限りそうなりますね、ああまた変態と思われてしまう｣

｢言い出しっぺなんだから我慢しろ｣