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最近この街にとんでもない美形のお兄さんが来ました。
太陽に銀色の髪を煌めかせ深く強い何かを秘めた紅の瞳でいつも真っ直ぐ前を見てる。
何でも旅の途中らしくて、クールな見た目とは裏腹にあったかいあの人の周りはいつだって人の輪。
時には私と同じくらいの女の子達に囲まれてキャアキャア騒がれて。また時には道行くお年寄りの人の手を取って(その時彼が持ってる荷物はきっとお年寄りの)人助け。
またある時には汗臭い男の人達と力仕事。…かと思いきやまたある時は小さな子供達と楽しそうに遊んでる。
そのどれに対しても共通して言えるコトは、彼がいつだって楽しそうだって コト。
適わない恋と分かっていてもついつい目で追ってしまうの。人懐っこい、けれどどこか深入りを許さないあの笑顔を。
「お近付きになりたいなぁ…」
ホゥっと、思わず漏れる息。
格好良いのダークさんー……。
でもダークさんは旅の途中だから、だから当然いつまでもこの街にいるワケじゃなくて。きっと今を逃したらもう会えない。
だったらどうするべき?
もうないチャンスが今目の前にあるんだよ。
…なんて、ホントは考えるまでもないんだけどね。
――決まってる。
「お近付きになってやろうじゃん…!!」
街の中心にある、この街のシンボルでもある銅像の前で。
一人ガッツポーズを決めた私を街行く人々が“またか”なんて目で見ていた。
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太陽に銀色の髪を煌めかせ深く強い何かを秘めた紅の瞳でいつも真っ直ぐ前を見てる。
何でも旅の途中らしくて、クールな見た目とは裏腹にあったかいあの人の周りはいつだって人の輪。
時には私と同じくらいの女の子達に囲まれてキャアキャア騒がれて。また時には道行くお年寄りの人の手を取って(その時彼が持ってる荷物はきっとお年寄りの)人助け。
またある時には汗臭い男の人達と力仕事。…かと思いきやまたある時は小さな子供達と楽しそうに遊んでる。
そのどれに対しても共通して言えるコトは、彼がいつだって楽しそうだって コト。
適わない恋と分かっていてもついつい目で追ってしまうの。人懐っこい、けれどどこか深入りを許さないあの笑顔を。
「お近付きになりたいなぁ…」
ホゥっと、思わず漏れる息。
格好良いのダークさんー……。
でもダークさんは旅の途中だから、だから当然いつまでもこの街にいるワケじゃなくて。きっと今を逃したらもう会えない。
だったらどうするべき?
もうないチャンスが今目の前にあるんだよ。
…なんて、ホントは考えるまでもないんだけどね。
――決まってる。
「お近付きになってやろうじゃん…!!」
街の中心にある、この街のシンボルでもある銅像の前で。
一人ガッツポーズを決めた私を街行く人々が“またか”なんて目で見ていた。
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