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そして夢主ちゃんがぶっ飛んでおります。もはや別人。
「どうしたんだい、主。いきなり私を呼びつけるだなんて、一体何が……?」
「石切丸。実は……ずっとあんさんに尋ねたいことがあって」
「……尋ねたいこと、かい?」
「……ずっと大阪いてはんのに、全然関西弁喋らはらへんなぁ思て」
「そんなことで私を呼んだのかい!?」
「せやねぇ」
「返っていいかい」
「待って待ってぇ、まだ話は終わってへんねんてばあ」
「わかった、わかったから! 狩衣の裾を引っ張るのはおやめ! さすがに破れるから!
……で、今度はどうしたんだい(そろそろ戻りたい)」
「うちの本丸に、来派の明石国行がおるじゃろ?」
「はぁ」
「明石市は兵庫県にあるじゃろ?」
「はぁ(どうしてこんな喋り方なんだろう)」
「なんであいつは兵庫県民、しかも神戸とそんなに離れてへん場所やのに神戸弁を話さんの⁉︎
というか、そもそもあいつは関西弁やけど! どっちゃかっていうと京都弁ちゃいますのん⁉︎ (*あくまで個人の見解です)」
「それを私に聞かれても困るんだけどなっ!」
「石切丸さんんんんんんお願いもうちょっと待ってえぇ行かないでええぇぇ」
「今度はなんだい⁉︎」
「えへへ、抹茶チョコいる? ミンナニハナイショダヨ」
「……全く、もう」
「……確かに。近ごろの京言葉は"です"を"どす"と言わないそうですから。そのように仰るのはご老人の方か花街の舞妓さんでしょう」
「数珠丸さん!? いつの間に……!」
「……さっきからいはったよ? 気づいてはらへんの石切丸だけやでぇ」
「……偵察は苦手でね」
「知ってた」
「実は私も兵庫県民(数珠丸さんは兵庫県の尼崎市のお寺にあります)ですので、大変興味がありまして……」
「あぁ……。確か阪尼近くの、寺町にある法華宗のお寺さんでしょ? 阪尼の近くにある喫茶店のケーキプレート、好きやわぁ。
あ、でも武庫之荘のオシャレなカフェも捨てがたいんよねぇ……。よし、現世に行こう。一人で」
「ダメだ。現世は危険が沢山あるだろう、せめて誰か供を連れて行きなさい」
「えぇー! 石切丸のケチ……」
「まぁまぁ。随分とお城の再建も進んでいるようですね。2025年までに完成を目指しているようですよ」
「そうなのかい? 時が経つのは随分と早いねぇ……」
「えぇ、そうですね。主、その抹茶チョコを頂戴してもよろしいでしょうか」
「どうぞどうぞ〜」
「……結局、何の話をしていたんだったかな?」
「……なんやっけ?」
–––
オチなんてない。
数珠丸さんが公開されるのは、本興寺というお寺です。なお公開されるのは11/3の虫干会の1日だけ。
もしその日に参拝されるなら、午後の方が空いているのでオススメです。1日だけしかないので、どちらにしてもかなりの人混みですが……。
流行病が収束したらぜひ。
あと尼崎駅は市内にJR尼崎と阪神尼崎の2つがあり、数珠丸さんがいる本興寺さんに近いのは私鉄の後者です。
バスが出ているほど距離が離れていますので、くれぐれもご注意を。
ちなみに、尼崎と伊丹で暮らす人は、関西圏ではない場所の人には「大阪に住んでる」って言います。正確には兵庫県民だけど。
そして、神戸市民はもちろんのこと、明石で暮らそうが芦屋に住もうが豊岡で生活してようが、一同に「神戸から来た」って言います。兵庫県は広いからね、仕方ないね。