第39話
メガシンカエネルギーの照射が終わり、その報告がフラダリへ向かう。報告は洗脳装置の開発者、クセロシキだ。
その報告を受けたフラダリは、更に狂気に彩られた表情を浮かべた。その顔は、バトルに本気になったサニワとどこか似ている。
「これで、世界の平和は加速していく!」
「平和平和って、これのどこが平和なんだ!」
「お前に何がわかるというのだ。この世界の醜い部分を知らないお前に‼︎」
フレア団も以前は、慈善活動に尽力していた時期があった。貧しい人々に物資を配れば、皆喜んでくれた。
ところが人間とは貪欲な存在だ。助けの手を当然のものだとし、声高に自分たちの権利を主張するようになる。結果、フラダリたちの救いの手は、人間の高慢を招いた。フラダリは思い知った。人間とは。愚かな存在だということを。
「この世界の歯車は、どこかで歯車が狂ってしまう。だから私はそれを壊し、救世しようというのだ! リセットだ! 私のユートピアを創るための‼︎ お前たちに、もう明日はないッ‼︎」
フラダリは宣戦布告すると、二つのボールから繰り出したのは、カエンジシとギャラドス。ギャラドスは通常の個体とは異なり、血の色のような赤色をした色違いだ。
フラダリの蟀谷 に装着した機械が、その青色の目を覆う。橙色の横線が入った機械だ。
「ギャラドスよ。解き放て、メガシンカ!」
「進化を越えろ、メガシンカ‼︎」
フラダリのキーストーンとギャラドスのメガストーンが呼応した。アランもリザードンをメガシンカさせる。激しい戦闘の幕開けだった。
その内部では、したっぱを薙ぎ倒したシトロンが扉のロック解除に取り掛かっていた。
用意周到に準備をしていたのかパスワードを変更しており、元のコードを入力しても解錠できない。シトロイドの力を借り、データを分析するが、かなり難航しそうだ。
一方フラダリラボでは、報道のヘリを一台捕捉していた。マノンたちを乗せたヘリだ。女幹部の一人であるモミジは、彼らを迎撃するべくモニタールームから退室した。
そのモニタールームからは、ミアレシティの様子が確認できる。洗脳された二体のジガルデが。蔦が。発展したミアレの街を、無惨にも破壊していく。建物が積み木のように、がらがらと崩れていく。
何とかプニちゃんを止めようと、ユリーカは瓦礫の山を乗り越えて追いかけていくが、プニちゃんの足は止まらなかった。
サトシとアランは、何とかカエンジシを戦闘不能に追い込んだ。だが油断はできなかった。まだメガギャラドスが残っている。その圧倒的な破壊力は折り紙付きだ。
こんのすけは毛を逆立たせて威嚇する。主人の無事を祈ることしかできず、自分の無力さに歯痒い思いを抱いた。
その報告を受けたフラダリは、更に狂気に彩られた表情を浮かべた。その顔は、バトルに本気になったサニワとどこか似ている。
「これで、世界の平和は加速していく!」
「平和平和って、これのどこが平和なんだ!」
「お前に何がわかるというのだ。この世界の醜い部分を知らないお前に‼︎」
フレア団も以前は、慈善活動に尽力していた時期があった。貧しい人々に物資を配れば、皆喜んでくれた。
ところが人間とは貪欲な存在だ。助けの手を当然のものだとし、声高に自分たちの権利を主張するようになる。結果、フラダリたちの救いの手は、人間の高慢を招いた。フラダリは思い知った。人間とは。愚かな存在だということを。
「この世界の歯車は、どこかで歯車が狂ってしまう。だから私はそれを壊し、救世しようというのだ! リセットだ! 私のユートピアを創るための‼︎ お前たちに、もう明日はないッ‼︎」
フラダリは宣戦布告すると、二つのボールから繰り出したのは、カエンジシとギャラドス。ギャラドスは通常の個体とは異なり、血の色のような赤色をした色違いだ。
フラダリの
「ギャラドスよ。解き放て、メガシンカ!」
「進化を越えろ、メガシンカ‼︎」
フラダリのキーストーンとギャラドスのメガストーンが呼応した。アランもリザードンをメガシンカさせる。激しい戦闘の幕開けだった。
その内部では、したっぱを薙ぎ倒したシトロンが扉のロック解除に取り掛かっていた。
用意周到に準備をしていたのかパスワードを変更しており、元のコードを入力しても解錠できない。シトロイドの力を借り、データを分析するが、かなり難航しそうだ。
一方フラダリラボでは、報道のヘリを一台捕捉していた。マノンたちを乗せたヘリだ。女幹部の一人であるモミジは、彼らを迎撃するべくモニタールームから退室した。
そのモニタールームからは、ミアレシティの様子が確認できる。洗脳された二体のジガルデが。蔦が。発展したミアレの街を、無惨にも破壊していく。建物が積み木のように、がらがらと崩れていく。
何とかプニちゃんを止めようと、ユリーカは瓦礫の山を乗り越えて追いかけていくが、プニちゃんの足は止まらなかった。
サトシとアランは、何とかカエンジシを戦闘不能に追い込んだ。だが油断はできなかった。まだメガギャラドスが残っている。その圧倒的な破壊力は折り紙付きだ。
こんのすけは毛を逆立たせて威嚇する。主人の無事を祈ることしかできず、自分の無力さに歯痒い思いを抱いた。