あなたと過ごすお正月
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「……明けましておめでとう、ほたる」
『うん……明けましておめでとう、総司』
この瞬間、俺達は新たな年を迎えた。
こんな夜更けに参拝する者があるはずもなく、此処にいるのは、俺と総司の二人だけ。
「ほたる、」
『うん?』
総司の呼び掛けに、俺は顔を上げる。
総司は、握っていた手をゆっくりと解いた。
────そして、先程と同じように、俺の頬へと手を伸ばす。
彼を見上げたまま、俺は総司の瞳をじっと見つめた。
「ほたる……」
もう一度、彼がその声で俺の名を紡ぐ。
総司は静かに微笑むと、もう一方の手で、俺の手首を静かに引いた。
月明かりが照らす影は、そっと寄り添い、ひとつに重なっていた────。