あなたと過ごすお正月
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「……だったらさ、」
総司が、ぱっと俺の手を取る。
「寒くないように、こうしててくれる?」
言いながら、きゅっと、俺の手を優しく握り締めた。
「良いよね?」
俺の顔を覗き込みながら、総司はそう確認してくる。
『……うん』
気恥ずかしくて思わず目を逸らした俺を、総司は黙って見つめていたけど、やがてゆっくりとその手を握ったまま歩き出す。
────辿り着いたのは、神社だった。
「せっかくだから、お参りしていこうよ。そろそろ、除夜の鐘も撞き終わる頃じゃない?年初めの一番に参拝するなんて、何だか御利益ありそうだし」
本殿の前まで進み、立ち止まった時だった。
除夜の鐘の音が一際大きく響き、そして、その余韻が静かに消えた。