あなたと過ごすお正月
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「うん、綺麗だね……」
吐く息が白く染まり、夜の闇に溶けていく。
お互いの息遣いさえ聞こえそうなほど、辺りはしんと静まり返っていた。
遠くから聞こえる除夜の鐘が、静かに鳴り響く。
「ほたる、」
『うん?』
総司の呼び掛けに、俺は見上げていた視線を彼へと移す。
すると、総司の手がゆっくりと、俺の方へと伸びてくる。
その手は優しく頬に触れ、包み込むようにして動きを止めた。
『総司……?』
総司の手の温もりが、冷えた頬にじんわりと伝わっていく。
無言のまま、真っ直ぐに見つめられ……、まるで吸い寄せられるかのように、俺はその瞳から目が離せなかった。