君のぬくもり
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『……う、このお酒、強すぎでしょ……』
「よーし、上出来だ!さすが俺の仲間だぜ~!」
それに満足した新八さんは、豪快に笑いながら席に戻っていく。
直に、左之さんと新八さんは完全に酔い潰れ、いびきをかいて寝てしまった。
しかし……。
『総司ぃ~!もっとお酒ちょうだ~いっ』
潤んだ瞳で此方を見上げながら、僕の腕を掴むほたる。
「ほたる、そろそろやめた方が良いんじゃない?」
『やだーっ!まだ全然足りな~い』
………………。
お酒が入ったほたるは、最早誰も手がつけられない。
まるで別人のように……普段の彼女からは想像も出来ない人格が現れるのだ。
「…………ほたる、」
『うん?……きゃっ』
僕はほたるの抱え上げ、隣の部屋へ移動する。
本当はこの部屋、左之さんと新八さんの為に借りていた個室だったんだけど。
『離して~っ』
ばたばたと暴れるほたるの身体は、着物越しでも分かるくらいに熱を帯びていて。
そのまま布団に下ろせば、不服そうに頬を膨らませている。
「ほたるはあんまりお酒に強くないんだから、今日はもう休んだ方が良いよ?……って、うわっ」
そのままほたるに押し倒された僕は、此方を見下ろす瞳とかち合った。
その瞳は哀しそうに揺れ、僅かに震えている。
僕は、その表情に思わず息を呑んだ。