あの子と祭りに行くのなら
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「お前さぁ、気付いてるなら普段からほたるにあんまり意地悪い事言うなよ」
「僕は無意味にいじめてるわけじゃないんだけどなぁ。ほたるの反応がいちいち面白いのがいけないんだって」
眉を寄せた平助に、総司がさらっと返す。
ま、確かに総司がほたるにちょっかいを掛けている姿はよく見るが……。
「健気なもんだよな。彼奴が自分で決めた道とは言え、はっきり言ってこんな男所帯で暮らすってのは、精神的な疲れも溜まってるだろうに」
「新選組の隊務なんて、正直女にはきつい事ばっかだろうに愚痴も言わねえし、弱音も吐かねーし」
「彼奴も、たまには羽を伸ばしたってバチは当たらねえよな……」
僅かな沈黙が、俺達の間に流れる。
「京に来てからあっという間に時間が経っちまったけど、今は屯所も西本願寺に移って、新選組の様子も落ち着いてきたところだしさ」
「土方さんが我儘を許してくれるとしたら、今年の夏祭りが狙い目かもしれないよね」
恐らく、俺達は同じ事を考えたのだろう。
そう言って、互いに顔を見合わせた。