女の子
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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
────その晩の事。
布団の中で何度も寝返りを打ちながら、小さな溜め息を吐く。
今日はどうも、朝から気分がすっきりしない。
幸い動けないほどではないから、いつも通りに任務をこなし、こうして無事に一日を終えたけれど……。
張っていた気が緩んだせいか、少し吐き気がする気がする。
そっと襖を開け、廊下に出る。
戸を少し開ければ、外の空気が流れ込んできて、俺はそのまま廊下の柱に背を預けた。
『…………』
冷たい空気が、心地良い。
緩く目を閉じ、自然の風に身を委ねた。