幸せ
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「そうかー?オレは良く出来てると思うけどなー」
平助君はそう言いながら、褒めてくれる。
「そういえば千鶴って、ほたるとよく町に出掛けてるよな。お前らって、日頃どんな話すんの?」
「うーん、そうだなぁ。最近町で起きているや京で人気のお店を教えてもらったり、夕飯のおかずは何にしようって話だったり、明日の天気は晴れるかな、とか……」
すると平助君は、ふっと表情を緩めて────。
「へー。そっか。……ありがとな」
呟くように、そう言った。
「えっ?」
「あ、いや!ほら、千鶴って、オレらと違って聞き上手っつうか……ほたるも千鶴には色々話しやすかったりするんじゃねえかなって思ってさ」
尋ね返した私に、平助君が慌てて答える。
「そんな事ないよ、寧ろ私の方こそ如月さんにはお世話になってばかりで……。感謝してもし切れないくらい」
「ほたるは面倒見が良いからなぁ。江戸にいた頃もあんな感じで誰とでもすぐ仲良くなるからさ、結構モテたりもしてたんだぜ」
「あっ、それ、沖田さんも言ってた。よく恋文を貰ってた、って」
「そうそう、彼奴かわ……じゃなくて!!えっと、顔も悪くないしさ!!ま、ほたるはいっつも困った顔してたけどな」