まどろみの中で
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真っ白で、光溢れる世界。
「ほたる……」
誰かが、私の名前を呼ぶ。
────あなたは、誰……?────
眩しくて、目が開けられない。
そんな私に、そっと触れる優しい手。
大きくて、温かくて、この感覚には覚えがあるのに、私はあなたを思い出せない。
慈しむように頭を撫でた後、その手はゆっくりと私から離れていく。
────待って────
うっすらと開けた瞳に映るのは、ぼんやりとした誰かの後ろ姿。
そしてその人は私を振り返り、穏やかに微笑む。
「───で、また会おう……」
────待って、あなたは……!────
────あなたは、誰なの……!────