夢の続き(※風間)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『今日も寒い……』
自宅の前をほうきで掃きながら、私は白い息を吐き出した。
今日はもう大晦日だから、道行く人もどこか早足だ。
────今の口付けは────
────俺とお前が他人でない証だ────
『!!!』
脳裏に浮かんだ映像を、私は必死に追い払う。
『ど、どうして───の事が……!?』
ふいにそれを思い出して赤面しつつ、私はもごもごと誰かに言い訳した。
『わ、私だって別にあの人が嫌いなわけじゃないけど……!』
彼は新選組とはぐれた私を、ずっと助けてくれた。
『我儘だし、強引だし、自分勝手だけど、嫌いというよりは寧ろ────。だけど、───とは、ずっと会っていないもんね』