風邪
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パタンと閉まったドアを見届け、俺は車を走らせる。
「……まだ間に合うな。俺も急いで戻らねえと」
六限目は確か、一年のクラスの授業だったか。
そんな事を考えながら、俺は学校までの道を引き返す。
「…………」
静かな車内に、ラジオのパーソナリティーの声が響く。
何となくそれに耳を傾けていると、不意に懐かしい曲が流れ始めた。
そういえば……と、俺は過去の出来事を思い出す。
あれはまだ、彼奴……ほたると、試衛館で顔を合わせていた時の事だ────。