文化祭─お姫様抱っこ─
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『じゃあ、私は先に戻るね。また後でね、平助!』
休憩時間の終わりと共に、私は教室へと戻る。
メイド“も”いる喫茶……のメイドが戻ってきた事で、お客さんも瞬く間に増えた。
さっきまでの休憩が嘘のように、めまぐるしく動き回る。
「……よう、頑張ってるな」
『原田先生、来て下さったんですね』
「ああ、そりゃお前がメイドをやってるっつうなら、来ないわけにはいかねえだろ?よく似合ってるぜ、その格好」
原田先生はそう言って、片目を瞑る。
「……にしても、かなり混雑してるな。ずっとこんな感じなのか?」
『はい……厨房の方も頑張ってくれてるんですけど、なかなか追い付かなくて……』