文化祭─たこ焼き─
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『あれ……?』
人混みを掻き分けて中庭に辿り着く。
その先にいたのは────。
「はいよ、たこ焼き二つ!」
たこ焼き屋のお店を切り盛りする平助の姿があった。
彼は器用にくるくるとたこ焼きを引っ繰り返す。
『わあ……!』
そんな平助の動きひとつひとつが凛々しいくらいに決まっていて、思わず感心してしまった。
綺麗な焼き色がついた見た目はすごく美味しそうだし、食欲をそそる香りも漂ってくる。
「!」
その時、ちょうど平助がこちらを見た。
すぐ私の存在に気付いてくれたようで、驚いたように目を丸くしている。