文化祭の出し物
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「如月先輩、聞きましたよ!先輩達のクラス、メイド喫茶やるんですよね!?」
『え……あ、うん……それはそうなんだけど、話広がるの早すぎじゃない……?』
キラキラとした瞳で此方を見つめながら問い掛けてきた千鶴ちゃんに、私は若干苦笑いを浮かべながら答える。
「学校中の噂になってますよ!如月先輩がメイド服を着て接客するって!」
『そう、なんだ……』
なるほど。
食堂に入った途端、何故か今日はちらちらとあちらこちらから視線を向けられるなとは思っていたけど……。
夏の暑さも幾分和らいできた九月の終わり────。
来月の末に行われる文化祭【薄桜祭】においてのクラス出し物を決めたのは昨日の事。
企画書を提出し先生達から承認されれば正式に決定となる。
それが通ったと原田先生からクラス皆に報告があったのは今朝のホームルーム。
あれから、実にまだ数時間しか経っていない。