SSS with 風間先輩
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いくつものプールが一望出来る、プールサイドバーに喧騒が満ちている。
恋人同士が語らう声。
家族連れの笑い声。
プールではしゃぐ子供の声────。
そんな声に耳を擽らせながら、私はバーの一席に無言で腰を下ろしていた。
「……さあ、ほたる。何を頼む。何でも好きなものを言え」
『……アイスティーで』
「そんなもので良いのか?お前は遠慮が過ぎると思うが」
怪訝そうな顔をする風間先輩に頷き、私はパタンとメニューを閉じる。
『良いんです。風間先輩は?』
「ふむ、そうだな……」
メニューを見て考え込む先輩を他所に、私は視線を横に向けて小さく呟いた。
『私、どうして此処にいるんだろう────?』
風間先輩と組んで出場したSSS。
どの勝負も白熱したけれど、運動神経抜群の先輩の力もあって、見事私達の勝利で幕を下ろした。